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超稀少!角竜エイニオサウルスの30cmスパイク化石/【di436】
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超希少!角竜エイニオサウルスのスパイク(角)化石が登場しました。襟飾りのてっぺんに、背中方向に向けて突き出ていた角が本標本です。凄まじい迫力です。
まず、エイニオサウルスのスパイク自体が登場すること自体が稀なのですが、それに加え、このクォリティーです。保存状態素晴らしいです。
長さは30cmです。
表面のシワが、生々しさを与えています。
接着痕は根元から9cmのこの箇所。ナチュラルな状態で鑑賞いただきたいため、あえて色を塗ったり溝を埋めたりはしておりません。
このアングルでエイニオサウルスの迫力が十分伝わることと思います。
エイニオサウルスはアメリカで白亜紀後期に生息した角竜で、その発見はモンタナ州に限られています。
角竜で代表的なトリケラトプスは、カスモサウルス類に属していますが、エイニオサウルスはやや原始的な初期の角竜であるセントロサウルスのグループに属する恐竜です。セントロサウルス亜科に分類されるエイニオサウルスは、アケロウサウルスとパキリノサウルスの近縁と言われていて、鼻角やこぶ、そしてフリルの形状などから考えて、セントロサウルス亜科の進化の上で中間的な位置を占めていると言われています。
エイニオサウルスの特徴は、何といっても「野牛トカゲ」とよばれる所以になったカーブした鼻角と、わりと小さめのフリルのてっぺんに突如突き出た、このようなスパイクです。鼻角は幼少期は真っ直ぐ短いようですが、成長するに従って曲がっていくようです。スパイクは背中の方向へ後ろに真っ直ぐ伸びています。
敵への攻撃としてスパイクが用いいられたのではないかと考えられましたが、研究者によると、後方へ真っ直ぐ伸びるスパイクは、攻撃用としては説明に難しい部分があるとのこと。この強そうな角は、ディスプレイ用であったのではないかと言われています。が、実際のところはまだはっきりしていません。もしアピールのためだけのものだったとしたら、こんなにぶっといスパイクをわざわざ身に付けていたエイニオサウルス君はただものではありません!
30cmのスパイクを持つとなると、もう重いんです。ずっしりなんてものではありません。両手で大事に持ちたくなる、そんな荘厳ささえ感じられる迫力標本です。
縦のアングルでご覧ください。説明の必要がないほどの凄さ。
明るめのブラウン色に見えますが、自然光ならもうすこしダークかつシックな感じでしょうか。表面には深いシワのような溝が走り、繊維のようにも見える凹凸感が風合いを醸し出しています。ご購入された方は、このスパイクの意外なほどまでにごつごつした表面を手にもって肌で感じていただきたいです。スパイクには荘厳ささえも感じられ、7500万年前の恐竜に触れた感慨深さがあふれてきます。
角竜コレクターなら一度は手にしてみたい、エイニオサウルスのスパイク化石です。
商品スペック
商品ID | di436 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 超稀少!角竜エイニオサウルスの30cmスパイク化石 |
産地 | Montana, U.S.A. |
サイズ | ロングカーブ 30cm |
商品解説 | 7500万年前の白亜紀後期にアメリカ、モンタナ州に生息していた角竜エイニオサウルスのスパイク(角)化石が化石セブンに登場です! 角竜エイニオサウルスは、名前の由来が「野牛トカゲ」とあって、鼻から突き出た栓抜きのように曲がった角が特徴でしられる装飾頭類です。 非常に堅い植物を難なく噛み砕く強い歯を持ち、鼻には曲がった角、そしてウェーブがかったフリルのてっぺんには後ろ方向に真っ直ぐ突き出るスパイク(角)を1対持ち合わせるという、見るからに魅力的な恐竜でした。 このたびは、その1対のスパイクのうち1本を入手することに成功しました。 角竜コレクターには垂唾ものの太く大きなスパイクです。 長さは30cm! こんな大きなスパイクが生えていたのです。 まず、このようなスパイクが市場に出回ること自体稀なのですが、本標本は保存状態においても一級品です。 6mの巨体エイニオサウルスのフリル先端にこのようなスパイクが付いていたのかと思うと、恐怖を感じずにはいられません。 これほど珍しい標本はそうそう出ません。 |
エイニオサウルスとは?
エイニオサウルス(Einiosaurus)とは
産地 | アメリカモンタナ州 |
時代 | 中生代白亜紀後期(約8350万年~7060万年前) |
分類 | 装飾頭類・ケラトプス科 |
全長 | 6メートル |
名前の由来 | 野牛トカゲ |
特徴 | 前に曲がる鼻角・草食恐竜 |
エイニオサウルスの位置づけ
角竜のなかでも有名なトリケラトプスはカスモサウルス類に属していますが、エイニオサウルスはやや原始的な角竜である、セントロサウルスのグループに属します。鼻の上に大きく前に曲がった太い角が特徴的で、えり飾りには長くて平たい2本の角が突き出ていました。同じセントロサウルス類であるスティラコサウルスの鼻の角はこのエイニオサウルスの曲がった角に変化し、後にアケロウサウルスやパキリノサウルスの大きなコブへと進化したという説があります。
襟飾りから大きなトゲが出ていたのはどうして!?
エイニオサウルスの特徴として、大きな襟飾りからさらに大きなトゲが出ていたことが挙げられます。これは、後ろから攻撃されたときに、体を守る役割をになっていたと考えられています。ずいぶん守りが固かったようですね。
エイニオサウルスの発見はいつ?
エイニオサウルスの発見場所はアメリカのモンタナ州に限られています。1985年ジャック・ホーナーによって発見された比較的新しい角竜です。エイニオサウルスの化石は、たくさんの動物の骨や歯などの化石が一ヶ所に集まって発見されました。こういった地層は「ボーンベッド」とよばれます。この発見の際は、エイニオサウルスと同じ装飾頭類にあたる、スティラコサウルスも見つかったとされています。
ボーンベッドは「渡り」をしていた証拠!?
ボーンベッドにより、一度にたくさんの動物の骨が見つかると、研究者たちは、あらゆる可能性を考えました。ボーンベッドは水に流された恐竜たちが、河川が曲がりくねったところの川底などにたまったものとされています。見つかる多くの骨が1種類の恐竜のものだった場合、その恐竜たちが群れで暮らしていた証拠だ、と考える研究者がいました。また、一斉に生息地を移動する、いわゆる「渡り」を行なっていたのではないかとも考えられています。でも、実際のところ本当かどうかは分かっていません。多数種類を含む恐竜だった場合は、別々に死んだ個体が川の流れで運ばれて、同じ箇所に集まったものだと考えることができます。
エイニオサウルスの生態
エイニオサウルスは1995年に名前が付けられました。意味は「野牛トカゲ」。野牛の角の形を見たことがありますか?彼らのもつ鼻角は、ちょうど野牛の角のように曲がっているのです。セントロサウルス類の角は、若いときは短く真っ直ぐなのですが、大人になるにしたがって前側に曲がっていくのです。そして、トリケラトプスの種類などにはある目の上の目立つ角はなく、そこには小さな丸いコブのような角があります。襟飾り(フリル)の縁は波打った形をしており、一番上には1対のまっすぐ伸びる長いスパイク(角)がありました。この後ろに真っ直ぐ伸びたスパイクは、敵と戦うためのものに使ったと思われてきましたが、研究者によると、そうではないかもしれないとのことです。ディスプレイのために用いられてきたのではないかとも言われています。
あの有名な学者も関わっている!
セントロサウルス亜科であるエイニオサウルスは、いろいろ説はあるのですがアケロウサウルスとパキリノサウルスと近縁であるとされています。この説を支持しているのはジャック・ホーナーというアメリカの考古学者です。みなさま彼はすごい人物なのです!「子育て恐竜」のマイアサウラを発見した人物です。また、100を超える論文を発表し、5体のティラノサウルスを発掘するなど、考古学界で有名な人物です。そして、あの有名な映画「ジュラシックパーク」の作品全てのテクニカルアドバイザーを勤める人物でもあり、主人公であるアラン・グラント博士の人物像モデルとしても知られています。