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近年話題の首長竜!プレシオサウルスの脊椎骨化石/【di434】
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重い!デカイ!プレシオサウルスの脊椎骨化石の登場です。
プレシオサウルスは、ジュラ紀前期に主に生息した、首長竜の仲間です。
あの、伝説のネッシーは、首長竜がのちに進化したものではないかといわれています。プレシオサウルスは、魚類と爬虫類の中間的な存在として位置している生き物です。
このどっしりした大きな骨をご覧ください。どの角度からみでも、筋状の模様が美しく現れています。
プレシオサウルスというと、最近凄い研究があきらかになり、世間を賑わせたのですがご存知でしょうか?化石セブンの最新情報でも取り上げさせていただきました。
そう、彼らプレシオサウルスは卵生ではなく、何と胎生で子どもを産んでいたという事実です。大人のプレシオサウルスの化石から、お腹に胎児の骨格化石が見つかったのです。すごい発見ですよね!
卵ではなく、胎児という形をとって命をつないだプレシオサウルス。少数精鋭型の首長竜だったようです。
それにしてもりっぱな脊椎骨ですね~。これが1個の骨だというのですから驚きです。これだけで444gもあります。
プレシオサウルスというと、最初の発見者が思い浮かびます。プレシオサウルスをはじめに発見した人物は誰だかご存知でしょうか?話は19世紀の初頭にさかのぼります。
答えは、メアリー・アニングという女性です。女性が発見したって!?と思われた方も多いかもしれません。確かに、図鑑などに載っている有名な発見者や学者は男性が多いからです。19世紀当時、考古学者と名のつく人はほとんどが男性でした。そこへ、学者でもない女性がいきなりの大発見をしてしまうんです。これが、とてもドラマチックな展開なんです。
彼女が化石を発掘・採集する理由は、ズバリ「お金」です。彼女は早くに家具職人の父親を亡くしてしまい、わずか11才で生計を立てるために兄と化石の採集をはじめます。現代からしたら考えられません!
そしてたった1年後、イクチオサウルスの全身骨格を発見してしまうというスゴワザを発揮します。メアリー・アニング若干12才のことです。メアリーの名前はヨーロッパの化石愛好家、科学界の著名人に一気に知れ渡ることとなります。
なぜ、当時の学者たちがメアリーの発見に注目せざるを得なかったのか?それは、19世紀初頭頃には、化石を発掘して過去のことを調べるという行為が、生物学や地質学の分野に影響を与えていたからです。メアリーには、裕福な収集家のパトロンもついて、次第に豊かになっていきます。
ここで面白いのは、メアリーは生計を立てられるようになったあと、ますます化石発掘にのめり込んでいったということです。観光客に化石を売って、日銭を稼ぐ日々を卒業し、今度は学者にも負けぬ大発見をすべく化石発掘に没頭していくのです。化石って時代を超えて人を魅了するんですね~。
そして、ついに彼女が22才のとき、初の首長竜プレシオサウルスの骨格化石を発見するに至ります。そう、本標本プレシオサウルスです。
彼女がいたおかげで、イクチオサウルス、プレシオサウルス、そして翼竜の分野の研究は進んだといっても過言ではありません。メアリーは「生物には絶滅がある」という事実を導いた、偉大なる無名の女性収集家なんです。なんてドラマティックな生涯でしょう。
プレシオサウルスの発見は、幼少期、極貧生活を強いられていた少女に、イギリス地質学会から名誉会員の称号を与えられるまでにさせたものともいえるのです。ちょっとオーバー!?
一つの化石にもいろんなドラマがありますね。そんな思いを馳せながら鑑賞いただければ幸いです。
商品スペック
商品ID | di434 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 近年話題の首長竜!プレシオサウルスの脊椎骨化石 |
産地 | England |
サイズ | 7.5cm×6.5cm×5cm / 444g |
商品解説 | 近年話題の首長竜!プレシオサウルスの脊椎骨化石の登場です。 プレシオサウルスは、ジュラ紀の海に生息した海で生活するはちゅう類、首長竜の一種です。 プレシオサウルスは、あのネス湖の「ネッシー」のモデルとしてその名が知られ、つい最近では胎生で子どもを産んでいたことが研究により報告されたりと、近年話題に事欠かない有名な生き物です。 本標本は脊椎骨で、背中の骨にあたります。 手に持つと表面はザラザラ、そして非常に重量感があります。 444gのド迫力を肌で感じてみてください。 |
プレシオサウルスとは?
「ネッシー」の祖先と言われたプレシオサウルス?
プレシオサウルスは三畳紀後期~ジュラ紀前期(約2億1000万~1億8000万年前)に棲息していた首長竜の仲間です。首長竜としては最も初期の生物の一つです。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ネッシーの影響か否か、首長竜を恐竜の一種と考えられがちですが、実際には海生は虫類の仲間です。
また、同じ水性は虫類のエラスモサウルスなどと違い、比較的小型で最大で体長5m前後であったと考えられています。エラスモサウルスは10mをゆうに超える巨体の持ち主でした。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
泳ぎは得意ではなかった
またエラスモサウルスほど首が長くなく、首長竜の想像図で見られる、首を縦横無尽にくねらせて魚を捕食することはもしかすると得意ではなかったかもしれません。潜水が得意ではなったという説があることから、浅海で魚やイカなどを獲物にしたと考えられています。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
胴体から伸びる巨大な鰭(ひれ)を駆使しても、それほど高速で泳ぐことはできなかったという説もあります。待ち伏せをして首を突き出して捕食をしていたのでしょうか。
現生のプレシオサウルス生き残り説はネッシー以外もたくさんあり、有名なところでは、アメリカのチャンプオーストラリアのホークスベリー・リバー・モンスター、中国のツィリなどがあります。
画像「プレシオサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org