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超レア!スティギモロクのヘッドスパイク/【di312】
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商品スペック
商品ID | di312 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 超レア!スティギモロクのヘッドスパイク |
産地 | アメリカ・ヘルクリーク累層 |
サイズ | 10cm(本体最長部) |
商品解説 | 超レア!スティギモロクのヘッドスパイクです。 |
スティギモロクとは?
スティギモロクの名の恐ろしい語源とは・・・
この化石を最初に発見した人は、本当にそのあまりの風貌から、
これは本当に恐竜の化石なのか?ドラゴンではないのか?この世の生き物なのか???
と思ったそうです。
このドラゴンそっくりの頭部を持つ恐竜こそが、「スティギモロク・スピニファー」です。 早速ですが、この一見風変わりな名前を日本語に訳しますと、な、な、なんと、「三途の川から来た悪魔」。
じつに衝撃的な名前です。
ドイツ・ベルリン自然史博物館 画像「スティギモロク・スピニファー」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or
たしかに悪魔に見える風貌
鼻から顔側面にかけて連続する小さなコブ(角)、頭頂部に突き出た巨大なコブ、そして造形物のように後方に大きく伸びた巨大な2本の角。どれを見ても確かに天使には見えません。
頭部骨格の迫力と言えば、なんといってもわれらがティラノサウルス・レックスに勝るものはありませんが、その奇抜さ・トゲトゲしさ、そして、現生の生物からはかけ離れたファンタジー性から言えば、このスティギモロク・スピニファーに軍配が上がると言っても過言ではありません。
悪魔のように凶暴な肉食だったの?
このスティギモロク・スピニファー、その名のとおり、凶悪な肉食恐竜だったのでしょうか。スティギモロク・スピニファーの真の姿をご紹介します。
スティギモロク・スピニファーは、白亜紀の後期、ティラノサウルスやトリケラトプスが闊歩していたのと同時期・同地域(北米ヘルクリーク塁層/ランス塁層)に生息していました。
スティギモロク・スピニファーは、ご存知、頭部の巨大なコブでおなじみのパキケファロサウルスと同じ仲間で、鳥盤類/周飾頭類の中のパキケファロサウルス類に属します。
ここでちょっと豆知識を勉強しましょう。
鳥盤類の中には、周飾頭類のほかに、装盾類(アンキロサウルス/ステゴサウルスなど)と鳥脚類(イグアノドン/カンプトサウルスなど)がいます。みんな草食恐竜ですね。
今回の周飾頭類のなかには、パキケファロサウルス類以外には、角竜類のトリケラトプスやプロトケラトプスがいます。
どうやらその名前と風貌に似合わず草食恐竜だったようです。
古生物イラストレーター 川崎悟司 無断転載不可
パキケファロサウルスの幼体説
パキケファロサウルスといえば、ジュラシックパーク2でジープに頭突きをかましまくっていた例の恐竜で、平たい頭部に15cm以上の厚さがあるドーム状のコブを持っていたことで有名です。しかも全長で8m以上もある巨大な恐竜でした。現生の像よりも大きい!
このパキケファロサウルス類の中でも最もドハデな頭部を持つのが、スティギモロク・スピニファーです。体長は3m前後のため、パキケファロサウルスの幼体ではないかという説もありましたが、幼体のほうが頭部のつくりが派手というのもオカシイですね。
トレードマークは後方2本の巨大ツノ まさに悪魔の象徴
いちばんの特徴は、その後方に伸びた角です。最大の個体で最大で10cm以上になったと言いますから、体長からすると相当巨大であることが分かります。
これは全長13mにもなった、あのティラノサウルスの巨大歯の歯冠にも匹敵するようなサイズです。
巨大なツノは何のため?
パキケファロサウルスは、オス同士がその頭部をぶつけあって優劣を決めた、メスをとりあったなどと考えられていましたが、最近の研究では、ディスプレイとして敵に見せ付ける(エリマキトカゲのエリと同じ)ために使用した、と言う説が有力です。あるいは、同種間で角同士を絡め合わせて、力比べをした(現生の鹿がやります)という説もあります。おそらくスティギモロク・スピニファーも同様でしょう。
森の中のスティギモロク 白亜紀の北米想像イラスト 画像「スティギモロク」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org