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メガサイズ!保存状態良好!白亜紀後期のアフリカの湿地帯の頂点捕食者、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウ(手爪)の化石/【di1665】
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メガサイズ!保存状態良好!白亜紀後期のアフリカの湿地帯の頂点捕食者、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウ(手爪)の化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1665】
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こちらはモロッコの中央部を東西に走る大山脈「ハイアトラス」の南西部、モロッコ国境近くのケムケム層で発見された、約9800万年前のスピノサウルスのハンドクロウ(手爪)の化石です。モロッコは化石の宝庫として知られており、特にハイアトラス以南では、古生代や中生代を含むさまざまな生物の化石が発見されています。白亜紀の恐竜の化石は主にケムケム累層から見つかっており、特にスピノサウルスに関してはドゥイラ層から採集されることが多いです。この地域は非常に細かい粒子を中心に、きめ細かい多彩なシルト(粘土鉱物を含む石)などが含まれ、化石の保存に適した堆積岩から構成されています。こちらは、ご覧のように非常に状態の良いハンドクロウです。
スピノサウルスは、全時代の獣脚類恐竜の中でも、最大級の体躯を誇る恐竜の一つです。後の時代に登場する北米のティラノサウルス・レックスと同じくらいのサイズを誇り、まさに白亜紀後期の北アフリカの王者として君臨していたことでしょう。同じ時代、同じ地域には、同じく強力なカルカロドントサウルスも生息していましたが、両者は縄張りを分け合っていたと考えられており、争うことはまれだったという説が有力です。スピノサウルスは、その巨体の負担を減らすために、現代のワニのように水中生活に適応した生物だったとされています。以前は陸生恐竜と思われていましたが、現在では水陸両生という説が有力になっています。
ハンドクロウには特有の美しいカーブがあります。フットクロウがより太く直線的であるのに対し、ハンドクロウは強く湾曲しており、特に先端部分は鋭く曲がっています。
スピノサウルスは主に魚類を捕食していたと考えられています。当時生息していた巨大な魚やエイなどを捕らえていたのでしょう。また、湿地に近づく他の恐竜を襲うこともあったことでしょう。
スピノサウルスは特に腕が長く大きな恐竜であり、それに見合った大きな爪を持っていました。右側の凹部は指の骨につながっており、根本部分は非常に分厚く、最厚部は約23ミリほどあります。
紫外線によるレジンチェックでは部分的な反応しか見られず、リコンストラクションはわずかです。
さすがスピノサウルス、長辺の計測では約178ミリほどあります。成体のハンドクロウならではの圧倒的な存在感を放っています。
中央の溝は「血抜き溝」と呼ばれ、爪にかかる圧力を軽減し、獲物の肉から爪を抜きやすくするためにあったと考えられます。この溝は多くの恐竜の爪に見られる特徴です。
手のひらにずっしりと感じる重みがたまりません。
最厚部は23ミリです。成体のハンドクロウともなれば、爪1本だけでこのサイズになります。
写真上側の長辺を計測すると178ミリもあり、非常に大きなハンドクロウです。歴代のビッグサイズのハンドクロウと比較しても、まったく引けを取りません!
両面ともに保存状態は良好です。
100円玉との比較。白亜紀後期のアフリカの湿地帯の頂点捕食者、スピノサウルスのハンドクロウ(手爪)のコレクショングレードの標本です。
商品スペック
商品ID | di1665 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | メガサイズ!保存状態良好!白亜紀後期のアフリカの湿地帯の頂点捕食者、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウ(手爪)の化石 |
産地 | Atlas Mountains, Kem Kem Basin, Morocco |
サイズ | カーブ計測17.8cm 厚2.3cm |
商品解説 | メガサイズ!保存状態良好!白亜紀後期のアフリカの湿地帯の頂点捕食者、スピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウ(手爪)の化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org