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約1億年前の北アフリカの雄、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1640】
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こちらは白亜紀後期の北アフリカに生息していたスピノサウルスの歯化石です。
スピノサウルスは、成長すると15メートルを超えたとされる巨大な獣脚類恐竜です。背中に大きなセール(帆)のような構造を持っていました。この帆の機能については、未だ解明されていませんが、体温調節な異性などへのディスプレイのために使用されたという説があります。
スピノサウルスは大きな頭部に多数の歯を持ち、主に魚を捕食していたと考えられています。体躯や頭部、歯の大きさから考えると、他の恐竜なども襲った可能性は十分にあると思われます。
獲物を突き刺すために進化した鋭いフォルムをしています。
強い咬合力を支えるため、分厚い断面をしています。
ロングカーブ計測にて5センチほど。
100円玉との比較。白亜紀後期の北アフリカの雄、スピノサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1640 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 約1億年前の北アフリカの雄、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5cm 周長5.1cm |
商品解説 | 約1億年前の北アフリカの雄、スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org