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ベリーレア、オールドコレクション!極めて希少なモンゴル・バイン・ザク・ジャドフタフォーメーション産のコンコラプトル(Conchoraptor)の指骨の化石/【di1634】
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こちらはモンゴルで発見された小型の獣脚類恐竜、コンコラプトルの指骨の化石です。まず一般市場には出回らない非常に希少な標本です。数十年前に国内に輸入され、長い間、日本人コレクターのもとで大切に保存されてきた希少なオールドコレクションです。
コンコラプトルは一般にはあまり馴染みがないかもしれません。1970年代前半に発見された比較的新しい恐竜の一つで、当初はオヴィラプトルの幼体かと考えられていました。現在では別属と考えられています。全長1,2メートルの比較的小型の恐竜で主に貝類を砕いて食べていたと考えられています。
指骨の端部をアップで撮影。コンコラプトルは歯を持たない代わりに、強靭なくちばしを持っていました。その硬く強いくちばしで貝殻を砕いて食べていたと考えられています。歯がなく立派なくちばしを持つという点は現世の鳥の特徴に合致しています。実際、かなり鳥に近い存在だったと考えられています。
最近の研究では、かなり強力な咬合力を有しており、貝殻だけでなく硬い草木も食べることができたという説もあります。
発見地域のジャドフタフォーメーションは白亜紀末期のマーストリヒチアンに属しているため、最期の恐竜の一つと言えるでしょう。
側面を見ると端部によく見られる小さな孔が見られます。コンコラプトルに限らず恐竜の骨の端部によく見られる特徴です。
左右28ミリ。コンコラプトルは小型のラプトルの仲間で、指骨もそれに準じた大きさです。
100円玉との比較。極めて希少なモンゴル・バイン・ザク・ジャドフタフォーメーションより採集されたコンコラプトルの指骨の化石です。
商品スペック
商品ID | di1634 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ベリーレア、オールドコレクション!極めて希少なモンゴル・バイン・ザク・ジャドフタフォーメーション産のコンコラプトル(Conchoraptor)の指骨の化石 |
産地 | Djadochta formation, Bayn Dzak, Mongolia |
サイズ | 2.8cm×1.2cm×1cm |
商品解説 | ベリーレア、オールドコレクション!極めて希少なモンゴル・バイン・ザク・ジャドフタフォーメーション産のコンコラプトル(Conchoraptor)の指骨の化石。 |
この商品を購入されたお客様のお声
数十年前のオールド・コレクションとのことですが、この地から発見されるこうした化石の重要性に気がついていたのは、当時はごく限られた人たちだけだったのかも知れませんね。獣脚類恐竜のなかから鳥類恐竜が進化していくプロセスにおいて、かぎ爪3本指と羽毛はとくに注目される特徴ですから、あえて指骨というのは、入手された先人の先見性と博識に感じ入ります。勉強させていただきます。
神奈川県/男性
ヴェロキラプトルとは?
白亜紀のモンゴルを疾風のごとく駆け抜けたハンター
足の速さにかけて右に出るものがない、「白亜紀のハンター」こと、ヴェロキラプトルをご紹介します。全長2mの運動神経抜群のやんちゃボーイ(メスもいます)といったところでしょうか・・・、ベロキラプトルはサッカーのミッドフィルダーのような無尽蔵の体力と広い視野、そして最大の武器であるキリングクローを持って、白亜紀の中国(モンゴル)を制していました。
画像「ヴェロキラプトル」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or
集団で狩りを行っていた凶悪集団
ヴェロキラプトルは化石の分析から、集団で狩をしていたのではないか、という説があります(反対意見も多数)。そもそもは虫類である恐竜が群れで狩をし、集団で生活をしていたのか、というのは大変興味深い議論ですが、少なくとも、ヴェロキラプトルが自分よりも大きく巨大な恐竜を獲物にしていたのは間違いありません。
画像「ヴェロキラプトル」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or
プロトケラトプスとの戦闘シーンが化石に!
当時の中国は、トリケラトプスの祖先にあたるプロトケラトプス(2.5m程度)などヴェロキラプトルよりも大きく、しかも重い恐竜がいましたが、食物連鎖の中心にいたのは、このヴェロキラプトルでした。事実、プロトケラトプスの頭部に、カギヅメを振り下ろしている決定的瞬間を捉えた化石が発掘されています(この化石の見解について反対意見もあります)。
ニューヨーク自然史博物館 画像「ヴェロキラプトル」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or
キリングクローで一撃必殺
驚異的な運動能力はスピードだけではありませんでした。太く強力な足爪を使い、高くジャンプして、草食恐竜の背中に飛び乗り、あの有名なキリングクロー(かぎづめ)を上から下に押し下げ食い込ませることで、脊柱や首などに大ダメージを与え、一撃必殺でしとめていたと考えられています。
このキリングクローのすごさは、その構造にあります。普段は、大きなカギ詰めはジャマになるため、地面につかないように持ち上げておき、いざ戦いとなり、とび蹴りを行うときだけ、持ち上げていたかぎづめを、あたかもカマのように振り下げていたと言われています。
現生の生物にこれほどまでに、戦うことに特化した武器をもったものは早々におりません。うまれながらにして、人間が手にカマを持っているようなものです。
この戦闘に特化した体の構造から、白亜紀のハンターと呼ばれているのです。
画像「ヴェロキラプトル」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.or