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これが巨大歯化石だ!ロングカーブ計測117ミリ、周長105ミリという、長さと厚みを兼ね備えた、スピノサウルス(Spinosaurus)の巨大歯化石/【di1626】
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このデカさ、この太さを御覧ください。こちらはスピノサウルスの巨大歯化石です。長い方の辺にそって117ミリ、しかも根本周り105ミリという、まさに巨大歯化石であります。
この迫力を御覧ください。10センチを超える細長い印象の歯化石が多い中、まったく細さを感じさせない。長いのではなく、巨大なのです。
色が濃い部分を歯冠、薄い部分を歯根と言います。歯冠は歯茎の上に露出していた部分で、歯根は歯茎の中に埋まっており、歯冠を支えていた部位になります。
威風堂々たるサイズ、迫力。存在感があります。
スピノサウルスの歯の歯冠には伸長方向に凹凸が刻まれている場合があります。獲物に突き刺したあと圧力を逃がす効果があったのではないかと考えられます。いわゆる血抜き溝の一種と思われます。
スピノサウルスは白亜紀後期に、主に北アフリカの水辺に棲息していたと考えられています。史上最大級の獣脚類恐竜の一つで、成長すると体長10メートルを優に超えたとも言われています。そのあまりの巨体を支えるために、一生のうち半分以上を水中で過ごしたとも・・・。近年の研究で現世のワニに近い生態だったと考えられています。
付属のスタンドに載せて撮影。一般的な歯化石とは風格、迫力が全く違います。
ロングカーブ(長辺)計測で117ミリに達する、まさに巨大歯化石です。
100円玉との比較。長さ、厚み、状態を兼ね備えた、これぞ巨大歯化石であります。
商品スペック
商品ID | di1626 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | これが巨大歯化石だ!ロングカーブ計測117ミリ、周長105ミリという、長さと厚みを兼ね備えた、スピノサウルス(Spinosaurus)の巨大歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測11.7cm 周長10.5cm |
商品解説 | これが巨大歯化石だ!ロングカーブ計測117ミリ、周長105ミリという、長さと厚みを兼ね備えた、スピノサウルス(Spinosaurus)の巨大歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org