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他を圧倒するサイズ!驚異の周長134ミリ!史上最大級の恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の後肢の爪の化石/【di1604】
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こちらはおよそ1億年前の北アフリカの雄、スピノサウルスのフットクロウ(後肢の爪)の化石です。
前肢に比べて後肢の爪は、幅広で非常に分厚いのが特徴です。
土を踏みしめるだけでなく、獲物にとどめを刺すこともあったでしょう。側面から見ると、血抜き溝が確認できます。血抜き溝は、獲物の肉の圧力をうまく逃がし、爪が折れないようにする役割があったと考えられています。
ロングカーブ計測で10センチもある立派なフットクロウです。手のひらにずっしりと重さが伝わってきます。
上から撮影した一枚。この分厚さ!
底を撮影。こんな爪に踏まれたくない!
体に近い側(根本)を撮影。ハンドクロウと異なり、左右に広い構造となっています。根本周り134ミリ!
両面ともに血抜き溝が保存されています。
スピノサウルスは約1億年前の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨していた恐竜とされています。あのティラノサウルス・レックスやギガノトサウルス、カルカロドントサウルスと遜色ないほど巨大な体躯を誇り、水陸両生だったと考えられています。
上辺にそって10センチある立派な爪です。
100円玉との比較。史上最大級の恐竜、スピノサウルスの後肢の爪の化石です。
商品スペック
商品ID | di1604 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 他を圧倒するサイズ!驚異の周長134ミリ!史上最大級の恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の後肢の爪の化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | カーブ計測10cm 根本周り13.4cm |
商品解説 | 他を圧倒するサイズ!驚異の周長134ミリ!史上最大級の恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の後肢の爪の化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org