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ナイフのごとく切れ味抜群だったであろう、北アフリカの白亜紀の王者、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石/【di1593】
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こちらは北アフリカの白亜紀の王者、カルカロドントサウルスの歯化石です。カルカロドントサウルスはおよそ1億年前に現在の北アフリカに生息していた肉食恐竜の一つです。発見当初はメガロサウルス・サハリクス(サハラ砂漠のメガロサウルス)という命名がなされましたが、その後の研究で独立した属として分類されました。模式種は、最初の種小名を引き継ぎ、サハリクス(saharicus)とされています。
20世紀前半に完全骨格がドイツにありましたが、第二世界大戦の空爆により、不幸にも破損してしまい、その後、しばらく研究が停滞していたものの、1995年にモロッコのケムケム層でほぼ完全な頭骨が発見されました。カルカロドントサウルスは史上最大級の肉食恐竜の一つであり、成長するとなんと13メートルにも達するとされています。比較的軽量な頭部には、このようなブレード状の鋭い歯が多数並んでおり、獲物の肉をナイフのように切ることができたと考えられています。
このような幅広で稜線が尖った形をしており、縁部には鋭いセレーション(ギザギザの部分)が備わっていることから、ステーキナイフに例えられます。
縁部から撮影。カルカロドントサウルスの歯はこのように扁平なのが特徴の一つとされています。
それでいて幅広。
縁部にはセレーション(ギザギザの部分)が備わっています。
断面から見ると、それらの特徴が一目瞭然ですね。
ロングカーブ計測で56ミリ。
100円玉との比較。ナイフのごとく切れ味抜群だったであろう、北アフリカの白亜紀の王者、カルカロドントサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1593 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ナイフのごとく切れ味抜群だったであろう、北アフリカの白亜紀の王者、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.6cm |
商品解説 | ナイフのごとく切れ味抜群だったであろう、北アフリカの白亜紀の王者、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。