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15年の社史に残る、最強のコレクションの一つと断言いたします。アフリカの狩人ことアフロヴェナトル(Afrovenator)のモンスターサイズの後肢の爪化石/【di1592】
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こちらはアフリカ北部、ニジェール共和国に広がるサハラ砂漠で発見された、極めて希少な、アフロヴェナトルの後肢の爪の化石です。これほどのコレクションはまず一般マーケットで販売されることはないでしょう。まずアフロヴェナトルは後肢の爪に限らず、極めてレアで、めったに入手できません。産地が限られており、玉数が非常に少ないこと、同時にわずかな標本も学術的に利用されるか、地理的に欧州のコレクターに渡ってしまうこともあり、こうしてマーケットに登場すること自体が、ほとんどありません。恐竜化石のヘビーコレクターであっても、アフロヴェナトルの後肢の爪化石を手にされたことはほとんどないのではないでしょうか。
その希少性に加えて、この標本のサイズを御覧ください。ロングカーブ計測で175ミリという驚異的なサイズを誇ります。アフロヴェナトルの爪の化石で、このサイズに達したものは見たのは15年という社史で初めてです。歴代のあらゆるコレクションと比較しても、ベスト・コレクションの一つと言ってよいほどの、一期一会の標本です。アフロヴェナトルといえば、知る人ぞ知る恐竜で、北米のアロサウルスとの類似性から、アフリカのアロサウルスの異名を取ります。実際、彼らには多数の類似点があります。その地域の食物連鎖の頂点であったこと、強力な顎と鋭い歯を有していたこと、前肢、後肢ともに、鋭く曲がった恐ろしい爪を有していたこと、ジュラ紀に生息していたことなど、多数の類似点があります。
アフリカ・ニジェールという産地、この深みある褐色を見て、ピンときた人は相当なヘビーコレクターとお見受けしました。そうです、ニジェール産のスコミムスの歯化石と同じ色をしていますね。ニジェールのティオラレン累層の一部地域では、このような暗褐色の化石が発見されます。数が非常に少ないので、比較対象が少なく気づきにくいところではあるのですが・・・。ちなみに、ティオラレン累層は白亜紀の地層と考えられていましたが、後の研究によりジュラ紀中期から後期の地層であると判明しました。ニジェールに限らず、北米でも、ジュラ紀の恐竜の化石は非常に数が少なく希少です。
御覧ください!大げさでなく、本当にモンスター級のサイズです。アフロヴェナトルは成長すると8メートル、1トンに達した巨大な恐竜であり、また、北米のアロサウルスと同様、大きな爪を有する恐竜ではあるものの、それにしても大きい。サイズだけでいえば、ティラノサウルス・レックスのそれを凌ぐサイズです。過去に、数度、北米のアロサウルスの爪をご紹介したことがありますが、それを凌ぐサイズ、まさにプレミアム級のコレクションであります。
これが爪1本。信じられませんよね。爪1本が人間の手と変わらない大きさなのです。こんな巨大な爪で大地を踏みしめ、獲物を仕留めたことを想像するだけで興奮してきますね。まさにロマンの塊のような存在です。
こちらの化石はイタリアの著名な化石工房がクリーニングした標本です。同工房は日本の公的博物館にも全身骨格を含む多数の化石を提供しています。確かな技術と眼で世界的に名の知れた工房です。
底から眺めていました。サイズも規格外ですが、何しろ重い!オーナーになった方はその重さを存分に体感してください。想像以上の重さに驚かれることでしょう。
根本から撮影。さすがは食物連鎖の頂点に君臨していた生物の爪です。まさにリーサル・ウェポンです。アフロヴェナトルという名前は「アフリカの狩人」を意味します。その名からは、韋駄天のイメージがありますが、実際にはさほど俊足ではなかったという説もあります。むしろ、この爪からも分かるように、質量とパワーで圧倒するタイプの恐竜だったのかもしれませんね。
特徴的な大きなカーブ。この強い湾曲率は、アロサウルスのそれとよく似ています。血抜き溝も残されているように保存状態も大変良好です。
根本を撮影。アフロヴェナトルは1993年にニジェールのティオラレン層で発見され、1994年に正式に論文として発表されましたが、主要な著者はあの有名な古生物学者、ポール・セレノです。ナショナル・ジオグラフィックにも度々登場するシカゴ大学の教授ですので、ご覧になった向きも多いのではないでしょうか。
これほどのコレクションを紹介できることは弊社によって名誉なことです。ぜひ、アフロヴェナトルという属の希少性と価値、驚異的なサイズへの理解が十分な方にお譲りできればと考えています。これほどの標本ですので、末永く大切にしていただきたいです。
血抜き溝のセクション。
写真上側の辺(ロングカーブ)に沿って175ミリという驚異的なサイズです。
100円玉との比較。15年の社史に残る、最強のコレクションの一つと断言いたします。アフリカの狩人ことアフロヴェナトルのモンスターサイズの後肢の爪の化石です。10年ほど前にアロサウルスの爪の化石を紹介した時と同じ興奮を感じています。
商品スペック
商品ID | di1592 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 15年の社史に残る、最強のコレクションの一つと断言いたします。アフリカの狩人ことアフロヴェナトル(Afrovenator)のモンスターサイズの後肢の爪化石 |
産地 | Niger |
サイズ | ロングカーブ計測17.5cm 342g |
商品解説 | 15年の社史に残る、最強のコレクションの一つと断言いたします。アフリカの狩人ことアフロヴェナトル(Afrovenator)のモンスターサイズの後肢の爪化石 |
アフロヴェナトルとは?
アフロヴェナトルは、中生代ジュラ紀後期に実在した、アフリカ北部のニジェールに広がるサハラ砂漠で発見された恐竜で、メガロサウルス科の獣脚恐竜の一属です。その名前「Afrovenator」は、「アフリカの狩人」を意味し、この恐竜がアフリカから発見された、強力なハンターであったことを示しています。
アフロヴェナトルが発見される地域は限られており、ニジェールのほか、タンザニアで化石が発見されています。またウルグアイでも似た恐竜が発見されており、これはもともと同じ大陸で生息していた恐竜が大陸の移動により、分かれたことが要因と考えられています。
アフロヴェナトルの化石は1993年にニジェールのティオラレン層で発見されました。当初、ティオラレン層は白亜紀(約1億3200万から1億2500万年前)の地層と考えられていましたが、後の解釈により、実際にはジュラ紀中期から後期にかけてのもので、およそ1億6700万から1億6100万年前のものであることが明らかになりました。つまり、アフロヴェナトルはジュラ紀後期の、希少な獣脚類恐竜であると判明したのです。
アフロヴェナトルの特徴的な名前は、その捕食性質とアフリカ産地に由来しています。種名の「abakensis」は、化石が発見されたニジェールの地域である「Abaka」にちなんでいます。この恐竜に関する最初の短い記述は、1994年に発表された論文に含まれており、主要な著者はアメリカの著名な古生物学者である、あのポール・セレノです。
アフロヴェナトルの特徴は次の通りです。全長はおおよそ8メートルで、体重は約1トンと推定されています。この恐竜の一般的な体つきは比較的スマートで、前肢と後肢が比較的長いことが特徴です。
アフロヴェナトルは一般的にメガロサウルス科に分類されていますが、一時期アロサウルス科に分類されるか検討された時期もあるなど、分類が難しかった恐竜の一つです。また、当初、ポール・セレノはスピノサウルスに近い恐竜と位置づけたこともあったほどです。分類に関する研究はいまだ続いており、アフロヴェナトルの正確な分類については今後の研究がさらに明らかにすることでしょう