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巨大!直径最大部9センチ級!白亜紀後期のアフリカの海の王者、ザラファサウラ・オセアニスの脊椎骨の化石/【di1590】
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こちらはモロッコで発見された白亜紀後期の地層より発見されたエラスモサウルス科の首長竜の脊椎骨の化石です。横突起、棘突起は摩耗しているものの、直径9センチ、厚み5センチほどもある、非常に立派な標本です。
御覧ください、この厚み!この地域から発見されるエラスモサウルス科の首長竜は、ザラファサウラ・オセアニス(Zarafasaura oceanis)と考えられます。
ザラファサウラはモロッコの特定地域から発見されるエラスモサウルス科の首長竜で、2011年に記載された、比較的新しい古生物の一つです。ザラファとはアラビア語で「キリン」を意味し、それにトカゲを意味するサウルスと合わせることで、命名されました。文字通り、長い首と長い尾を持つこの生物は当時の食物連鎖の頂点に君臨していたと考えられています。ちなみに、種小名のoceanis(オセアニス)は、「海の子」を意味します。
5センチほどある、分厚い骨。こんな巨大な骨がいくつも連なって、大きな背骨を形成していました。
棘突起の生え際の隆起部分。
ご覧のように棘突起と横突起は摩耗しているものの、椎体はまるまる残されています。
直径最大部9センチ。非常に立派です。
100円玉と比較すると、なお分かる、この大きさ。
商品スペック
商品ID | di1590 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 巨大!直径最大部9センチ級!白亜紀後期のアフリカの海の王者、ザラファサウラ・オセアニスの脊椎骨の化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 9.3cm×9cm×厚5.2cm |
商品解説 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org