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鋭いセレーションとナチュラルなエナメル質が保存された、小型獣脚類、ラプトル類(Raptor)の歯化石/【di1529】
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こちらはモロッコの白亜紀の地層(およそ9500万年前)から採集された小型獣脚類、ラプトルの仲間の歯化石です。ご覧のように自然な味わいをそのまま残した歯化石です。
歯の縁部にはセレーション(ギザギザ)の部分が保存されています。
とりわけエナメル質(表面の堅い薄い組織)の保存状態は極めて上等です。
こちらは裏面です。
アウターカーブ側のセレーション。
インナーカーブ側のセレーションもばっちり保存されています。
長い方の辺にそって23ミリ。
100円玉とほぼ同じ大きさです。
商品スペック
商品ID | di1529 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 鋭いセレーションとナチュラルなエナメル質が保存された、小型獣脚類、ラプトル類(Raptor)の歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測2.3cm |
商品解説 | 鋭いセレーションとナチュラルなエナメル質が保存された、小型獣脚類、ラプトル類(Raptor)の歯化石 |
ドロマエオサウルスとは?
鳥に限りなく近い恐竜
ドロマエオサウルスとは、白亜紀前期から絶滅まで北米大陸で繁栄したデイノニコサウルス類に属する恐竜のグループです。
外見は鳥に良く似ており、少しなら飛ぶことができたかもしれません。
高い知能と高い運動能力
最大の特徴は体の割合からすると相当大きかった脳の容量です。この脳の大部分が運動能力を司る小脳で構成されていたとすれば、抜群の運動神経を誇ったと考えられます。大脳であるとすれば、組織的な動きで狩を行ったのかもしれません。
ジュラシックパークで主人公らを苦しめ大活躍をしたヴェキラプトルと同じ仲間のグループにあたります。
映画で描かれたように50km/hを超える速度で移動し、その長く鋭いカギ爪で集団でいっせいに相手に飛び掛り、狩をしたと考えられています。
100%ハンター宣言
後足の人差し指が上を向いており、これは相手に飛び掛る際、しっかりホールドするのに大変役立ったのではないかと考えられています。
体の構造が100%ハンター仕様になっていることから、白亜紀のハンターなどと呼ばれることがあります。
画像『Dromaeosaurus』。URL:http://en.wikipedia.org/wiki/引用