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歴代標本最高のボリューム!極太のスピノサウルス(Spinosaurus)のフットクロウの化石/【di1468】
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こちらはモロッコ南東部ケムケム層で採集された、非常に分厚い、スピノサウルスのフットクロウです。こちらのフットクロウ、一見すると小さく感じませんか?実は長い方のカーブ計測で142ミリもあると言うと驚くのではないでしょうか。そうです、このフットクロウは非常に分厚いのです。根本の周長に至っては215ミリという過去最大級の大きさ。
フットクロウは総じて分厚く根本が太いのですが、それにしても太い、太すぎる!体積といいますか容積で考えると、これまで取り扱ったスピノサウルスのフットクロウと比較しても、間違いなく、「最も大きい」個体です。
独特の孔のような構造が散見されます。
膨らんだほうを上から撮影。ときには獲物を仕留めるリーサル・ウェポンとして、ときには自身の体重を支えるための礎として活躍したであろう、ド級のサイズを有するフットクロウです。
指骨と接する面から撮影しました。広くそして高い。
裏面から撮影。地面を踏みしめていた側です。
側面には血抜き溝が保存されています。圧力を逃がす機能を持っていたと考えられています。クロウ(爪)は歯とは異なり、何度も生えてくることはありません。主として一生をともにする部位でした。その意味でも希少性は極めて高いと言えます。
膨らんだミドルセクション。
獲物を仕留める武器としての機能もあったフットクロウ。
近づいてみると特徴的な孔が見られます。
孔が散見される表面に近づいて撮影してみました。
直線計測で12センチ近く、写真上側にそって14センチ超えの、極めて大きなフットクロウの化石です。
100円玉と比較すると、厚みが伝わることでしょう。少なくとも弊社でも、これまで扱ったスピノサウルスのフットクロウのなかで最もボリュームある標本です。
商品スペック
商品ID | di1468 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 歴代標本最高のボリューム!極太のスピノサウルス(Spinosaurus)のフットクロウの化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | カーブ計測14.2cm 根本周り21.5cm |
商品解説 | 歴代標本最高のボリューム!極太のスピノサウルス(Spinosaurus)のフットクロウの化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org