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三本指の痕が保存された、およそ1億8500万年前の希少な恐竜の足跡の化石、グラレーター/【di1421】
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こちらは米国北東部、ニューヨークから北東に位置する、コネチカット州の渓谷にある中生代ジュラ紀の地層から採集された、恐竜の足跡の化石です。この地域は当時、海辺であったと考えられており、デルタを移動した恐竜の足跡が保存されていることで有名です。こちらは3本の指の痕が保存された標本です。
3本の指痕があることが分かります。真ん中の指が最も長いです。足跡だけから恐竜の種類まで明確に同定することは難しいものの、先端は鋭く尖っているため、獣脚類恐竜のものと考えられます。この地域から産する、こういった特徴を持つ足跡の化石をグラレーターと呼びます。
足跡はおよそ11センチほど。
こちらは裏面です。
ご覧のように層状になっています。粘土鉱物を含む非常に細かな粒子が幾重にも重なり頁岩を形成しています。砂浜の砂が幾重にも重なり悠久の時を経て石になったことを想像していただくと分かりやすいでしょう。
凹んでいるため、踏まれた側が化石になったものと推察されます。柔らかい砂浜を移動した際に足を付いた姿が想起されます。
100円玉との比較。3本の指の痕が明確に保存された、恐竜の足跡化石、グラレーターです。この地域で採集される足跡化石は、およそ1億8千万年前のものと推察されています。どういった恐竜だったのかは様々な説がありますが、一説によればコエロフィシスのような軽量かつ韋駄天の恐竜だったのではないかと言われています。ご覧のように爪先が尖っていること、また足幅がある程度離れて見るかることが多いことなどから、大股で速く走ることができた二足歩行の恐竜であったと推察されています。
商品スペック
商品ID | di1421 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 三本指の痕が保存された、およそ1億8500万年前の希少な恐竜の足跡の化石、グラレーター |
産地 | Connecticut River Valley, Connecticut, U.S.A. |
サイズ | 本体直線距離11.5cm 母岩含め全体16.1㎝×14.8cm×厚2.4cm |
商品解説 | 三本指の痕が保存された、およそ1億8500万年前の希少な恐竜の足跡の化石、グラレーター |
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
グラレーターという恐竜は、小から中サイズの2足歩行する肉食の竜盤目獣脚類のことをさしています。彼らの足跡は三畳紀後期から白亜紀前期に見つかっています。彼らの種はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、中国などで発見されていますが、最も有名なのは、北アメリカの東海岸のものです。足跡はこれまでみつかっていますが、定義づけられるほどの骨格化石が十分みつかっていないことから、さらなる解明が待たれる期待の恐竜です。グラデーターの特徴は3本指であるということで、大きさは約5~15㎝のものが主流です。
グラレーターはどんな形をしている?
これまでのところ、体格は90cm~2m未満と推定されています。
研究者によると、グラレーターは米国の東部に生息していた恐竜の中では最古で、「俊足なトカゲ」が名前の由来の、ポドケサウルスとよく似ていると考えられています。ポドケサウルスの体の構造はコエロフィシスのそれとよく似ているといわれています。コエロフィシスの体はほっそりとしていて、後肢と尻尾、そして首が長かったので、グラデーターもそれに近いシルエットと推察されます。
グラレーターは、コエロフィシス属に属すとされています。
グラレーターは足の速い恐竜
グラレーターは、見つかっている足跡の歩幅から計算して、およそ時速32㎞/時で走ったといわれいます。
ストライドからして、コネチカット渓谷に住む小型恐竜の中で最も速く移動する恐竜だったのではないかと考えられています。
名前の由来
グラレーターの名前は、アメリカの有名な地質学者エドワードヒッチコック(Edward Hitchcock)によって名づけられました。グラレーターという名前の"Grallae″の部分は、鳥類のなかでも渉禽類(しょうきんるい)というグループに分類される、コウノトリやサギといった足のながい鳥のグループの古代の名前に関連しています。