- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 恐竜の化石販売
- その他の獣脚類の化石
- グラレーター(足跡)の化石販売
- 20センチ級、大きい!鋭い爪先がはっきりと残存した見事な獣脚類恐竜の足跡の化石、グラレーター
20センチ級、大きい!鋭い爪先がはっきりと残存した見事な獣脚類恐竜の足跡の化石、グラレーター/【di1420】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは、米国北東部、ニューヨークの北東に位置する、コネチカット州の渓谷にある中生代ジュラ紀前期の地層より採集された、恐竜の足跡の化石です。この地域には古代の海の泥状の海岸だったと思われるところに多数の足跡が存在します。様々なタイプの足跡が存在しますが、足跡だけでははっきりとその種を特定することはできません。ただし、恐竜のざっくりとしたグループまでは特定が可能です。
左側の部分に注目して御覧ください。鋭く尖っていることがお分かりでしょう。これは、鋭い爪先を有していたことを意味しています。3本の膨らみがあり、右側に2つほど膨らみがあります。左側の3本は一つの足跡で、右側の2つは別の足跡が重なっていると考えられます。いずれも鋭く尖っていることから、獣脚類恐竜の足跡だと推察されます。この地域から採集される、こういった特徴を持つ足跡をグラレーターと呼びます。いかにも典型的な標本です。
足跡だけで20センチほどあり、母岩を含めると26センチもある、グラレーターとしては大型の標本です。
写真右上の爪先などは非常に鋭い足跡がそのまま残されています。爪そのものの痕と言って良いでしょう。まさに「爪痕を残した」のです。
足裏の腹の形も良く保存されています。粒子の細かい頁岩ではありますが、表面はしっかりと固められ安定しますので、強度に問題はありません。この処置が施されていないグラーレーターは若干、脆いのですが、その点心配には及びません。
この地域は古代の海の海岸(砂浜)だったと考えられています。粘土鉱物を含む柔らかい土砂が繰り返し堆積したことがよく分かる、層状の構造が確認できます。
恐竜の足跡の化石にはネガとポジがあります。こちらの化石は足跡が膨らんでいるポジタイプです。上から堆積した側の化石になります。
写真だと比較的平板に見えますが、足跡の部分はかなり立体的で、しっかりとした凹凸を確認できます。
一説によればグラレーターはコエロフィシスのような軽量で素早い恐竜の足跡だとも言われます。爪先が鋭利であること、足跡の幅が離れていることなどから、高速で移動できる恐竜であろう、との推察によるものです。
母岩含めおよそ26センチに達する、大きな足跡化石です。
非常にきめ細かい頁岩です。砂浜など、粘土鉱物を多く含む土が断続的に折り重なってできた堆積岩です。
100円玉との比較。米国コネチカット州の渓谷で採集されたおよそ1億8千5百万年前の立派な恐竜の足跡化石です。鋭利な爪先が多数保存された見事な逸品です。
商品スペック
商品ID | di1420 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 20センチ級、大きい!鋭い爪先がはっきりと残存した見事な獣脚類恐竜の足跡の化石、グラレーター |
産地 | Connecticut River Valley, Connecticut, U.S.A. |
サイズ | 本体直線距離20.3cm 母岩含め全体26.3㎝×17.3cm×厚1.7cm |
商品解説 | 20センチ級、大きい!鋭い爪先がはっきりと残存した見事な獣脚類恐竜の足跡の化石、グラレーター |
この商品を購入されたお客様のお声
無事迫力ある化石到着致しました。太古の小型獣脚類恐竜が、生命力溢れ生存競争していた息吹を感じます。このようなサイズの足跡化石を調達出来ますのは、流石ですね。変わらず迅速かつ丁寧な梱包ありがとうございました。今後とも宜しくお願い致します。
埼玉県/男性
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
グラレーターという恐竜は、小から中サイズの2足歩行する肉食の竜盤目獣脚類のことをさしています。彼らの足跡は三畳紀後期から白亜紀前期に見つかっています。彼らの種はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、中国などで発見されていますが、最も有名なのは、北アメリカの東海岸のものです。足跡はこれまでみつかっていますが、定義づけられるほどの骨格化石が十分みつかっていないことから、さらなる解明が待たれる期待の恐竜です。グラデーターの特徴は3本指であるということで、大きさは約5~15㎝のものが主流です。
グラレーターはどんな形をしている?
これまでのところ、体格は90cm~2m未満と推定されています。
研究者によると、グラレーターは米国の東部に生息していた恐竜の中では最古で、「俊足なトカゲ」が名前の由来の、ポドケサウルスとよく似ていると考えられています。ポドケサウルスの体の構造はコエロフィシスのそれとよく似ているといわれています。コエロフィシスの体はほっそりとしていて、後肢と尻尾、そして首が長かったので、グラデーターもそれに近いシルエットと推察されます。
グラレーターは、コエロフィシス属に属すとされています。
グラレーターは足の速い恐竜
グラレーターは、見つかっている足跡の歩幅から計算して、およそ時速32㎞/時で走ったといわれいます。
ストライドからして、コネチカット渓谷に住む小型恐竜の中で最も速く移動する恐竜だったのではないかと考えられています。
名前の由来
グラレーターの名前は、アメリカの有名な地質学者エドワードヒッチコック(Edward Hitchcock)によって名づけられました。グラレーターという名前の"Grallae″の部分は、鳥類のなかでも渉禽類(しょうきんるい)というグループに分類される、コウノトリやサギといった足のながい鳥のグループの古代の名前に関連しています。