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これぞモンスター!その迫力に震える!ロングカーブ計測で21センチを超える、特大のスピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウ化石/【di1398】
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恐竜化石コレクターの皆様に贈る、コレクティブアイテム。こちらはおよそ1億年前の北アフリカの食物連鎖の頂点に君臨していたスピノサウルスのハンドクロウ(手爪)の化石です。驚くべきは、そのサイズ。カーブ計測で21センチというド級のサイズを誇ります。
写真上側の辺の下端から先端まで計測して21センチ。明らかに成体の、それも最大級のハンドクロウです。手と比較すると、このハンドクロウがいかに狂気じみたサイズであるかお分かりいただけることでしょう。
中生代白亜紀に入って、ゴンドワナ大陸は分裂を始めました。その一つがアフリカ大陸です。それぞれの大陸に生息する生物は独自の進化を続けました。北アフリカにはこの爪の主、スピノサウルスのほか、カルカロドントサウルスのような巨大な獣脚類が棲息していました。
ハンドクロウはフットクロウに比べて比較的スマートなフォルムをしています。フットクロウは根本にかけて太くなりますが、ハンドクロウは扁平なままです。この点が大きく異なります。
ハンドクロウは獲物を狩るために進化したフォルムをしています。スピノサウルスは最大で体長15メートルにもなったと推定されています。この体躯の大きさはあらゆる獣脚類恐竜のなかで最大と言っても良い大きさで、体重は7トン以上に達したと考えられています。
爪の中央に存在する窪みは血抜き溝と呼ばれる構造です。スピノサウルスのクロウに限らず、多くの生物の爪に見られる構造で、獲物の肉を刺した後、圧力を逃し爪が折れにくくする役目があったと考えられます。
根本から撮影。ご覧のように扁平な形をしています。フットクロウと大きく異なります。また、恐竜の爪の化石によく見られる小さな孔(網目のような構造)が散見される点にもご注目ください。
ロングカーブ21センチに達する、極めて大きなハンドクロウです。いくら強大なスピノサウルスといえど、早々お目にかかれないサイズです。
指骨と接する部分。
血抜き溝をアップで撮影。
オーナーとなられた方はぜひ指で触って窪みをお確かめください。
ご覧のように直線計測でも20センチ近くある、極めて巨大なハンドクロウです。
両面ともに美しいカーブを描きます。
100円玉と比較すると、その大きさが際立ちます。このように付属のスタンドを用いて展示することも可能です。ただ、普段は安全のため立てずに平置きで保存されることをおすすめします。
商品スペック
商品ID | di1398 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | これぞモンスター!その迫力に震える!ロングカーブ計測で21センチを超える、特大のスピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウ化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | カーブ計測21cm 根本周り12.8cm |
商品解説 | これぞモンスター!その迫力に震える!ロングカーブ計測で21センチを超える、特大のスピノサウルス(Spinosaurus)のハンドクロウ化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
ハンドクロウ!!しかも大きくて上質!見た瞬間に即決しました。この大きさのクロウがある全体像を考えただけで恐ろしいです。人間と言えど一溜まりもないのではないのでしょうか…絶対に出会いたくないと思うのは私だけではないと思います。到着後じっくり見てみましたが、サイズだけではなく、血抜き溝もしっかりしており、形も素晴らしく惚れ惚れします。子供とどの角度、向きで飾るか揉めています。(笑)他の化石の中でも1番輝いている気がします。1億年以上を経て奇跡的に出会えた事に感激しています。また1つ宝物が増えました。ありがとうございました。
兵庫県/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org