- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 恐竜の化石販売
- その他の獣脚類の化石
- スピノサウルスの化石販売
- 恐竜化石コレクター垂涎のアイテム!どの角度から眺めても完全な保存状態を示す、見事なスピノサウルス(Spinosaurus)のフットクロウの化石
恐竜化石コレクター垂涎のアイテム!どの角度から眺めても完全な保存状態を示す、見事なスピノサウルス(Spinosaurus)のフットクロウの化石/【di1397】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
こちらは、恐竜化石コレクター垂涎の品、スピノサウルスのフットクロウです。foot claw、つまり脚の爪の化石です。非常に鋭い爪先が保存さえた美しい標本です。
まずご覧いただきたいのは、このフォルム。なんと美しいことか。ため息が漏れる美しさです。特徴的な血抜き溝がしっかりと保存されていて、史上最大級の獣脚類恐竜の足音が伝わってくるようです。
反対側を撮影。こちらも深い血抜き溝が保存されています。保存状態は申し上げるまでもなく「抜群」です。血抜き溝とは写真の下側の溝のことで、獲物などを刺したあと圧力を逃がす構造とされています。肉から爪を抜きやすくする構造と言えるかもしれません。
スピノサウルスはおよそ1億年前に現在の北アフリカに棲息していた、極めて巨大な獣脚類です。史上最大級の獣脚類恐竜の一つとされます。以前は陸棲と考えられていましたが、研究が進むごとに、水棲でもあったことが明らかになってきました。現世のワニのような生活を送っていたのかもしれません。
正面から撮影。フットクロウは、実は単純な形ではありません。非常に美しいカーブを描いていて、様々な湾曲が存在します。獲物を狩るために、巨体を支えるために、活躍してきたであろう、と思うと感動に打ち震えます。現在では化石となっているものの、我々の爪と同様、この爪の主(あるじ)はたしかにこの爪を体躯の一部として使っていたわけです。石以上の存在に思えてくるのは私だけでしょうか。
スピノサウルスに限らず爪の化石には大抵、小さな孔が存在します。強度を保ちつつ、できるだけ軽量化を図った進化の結果なのでしょうか。素早く動くには先端は軽いに越したことはありません。
こちらは指骨と接する面(ソケット)です。残るべき部位は全て保存されています。
こちらは裏面です。この分厚さを御覧ください。この点がハンドクロウ(手爪)との明確な違いです。脚爪は獲物を狩るだけでなく、体を支えるためや推進力を得るためにも使われます。何より頑強さがフットクロウの最大の特徴です。
こちらは上方から撮影。この角度からも厚みを感じ取れます。どの角度からみても、極めて上質な保存状態を示しています。
すべての角度からご覧いただきたく、根本側から撮影しました。指骨と接する部分です。やや凹んでいることがお分かりでしょうか。
少し角度を変えて撮影。不思議なことに、どこから見ても美しく石でありながら有機的な味わいがあります。
個人的にこの角度から見ると、より美しく感じられます。
写真上側のカーブ計測で12センチに達する立派なフットクロウです。
100円玉との比較。スピノサウルスの大きさ、威厳を体現する、見事なフットクロウの化石です。
商品スペック
商品ID | di1397 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 恐竜化石コレクター垂涎のアイテム!どの角度から眺めても完全な保存状態を示す、見事なスピノサウルス(Spinosaurus)のフットクロウの化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | カーブ計測12.5cm 根本周り16.1cm |
商品解説 | 恐竜化石コレクター垂涎のアイテム!どの角度から眺めても完全な保存状態を示す、見事なスピノサウルス(Spinosaurus)のフットクロウの化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
フットクロウの化石は初めてでしたが大きさ・重厚感ともに感動ものでした!値段で少し迷いましたが購入してよかったです!
静岡県/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org