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ベリーロング、10センチ超える、立派なスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1324】
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こちらは恐竜、スピノサウルスの歯化石です。長い方の辺に沿って計測して、107ミリに達する、非常に長い標本です。
歯冠と歯根の両方が残っていて、歯冠には特徴的な縦線が保存されています。※歯冠とは歯茎の上に露出していた部分で、歯根とは歯茎の下の部分を指します。
シャープな印象を受ける歯化石です。
スピノサウルスは、主に魚を捕食していたと考えられています。獲物を突き刺すために進化した鋭いフォルムをしています。
大きな歯化石が多いスピノサウルスの歯化石のなかでも、10センチを超えるものは稀です。
特徴的な縦線が多数保存されています。この縦線はスピノサウルスにはよく見られる特徴で、獲物の肉から歯を抜くときに圧力を逃がし抜きやすくする役割があったと考えられています(※)。いわゆる血抜き溝ですね。※ あまりに抜けづらいと、歯が折れてしま歌眼、それを防ぐ狙いがあったと思われます。
100円玉との比較。10センチ超える、立派なスピノサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1324 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ベリーロング、10センチ超える、立派なスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測10.7cm 周長7cm |
商品解説 | ベリーロング、10センチ超える、立派なスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
T.レックスのレプリカを購入したいと思っていたところ、10CMを超えるスピノサウルスの綺麗な歯化石が出品されていました。やはり、本物が先です。スピノの歯は、最近モロッコで大量に発掘されているようで、今はバーゲンプライスでしょう。15Mを超える巨大恐竜の歯化石を、手に入れることができました。化石採集が近場で難しくなっている今、世界中から化石が購入できることは魅力です。
山口県/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org