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レア!小型獣脚類恐竜、デルタドロメウス(Deltadromeus)の歯化石。見事なセレーションが残存/【di1321】
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こちらの乳白色の歯化石は恐竜、デルタドロメウスのものと推察されています。左右の稜線に鋭い鋸歯(ギザギザの部分)が保存されています。
ぜひ、そのギザギザの部分(セレーション)をルーペで御覧ください。
デルタドロメウスは体長4メートルの比較的小型の恐竜で、「三角州の疾走者」という別名を持っています。これは棲息していたおよそ地域が海辺であったことと、彼らが韋駄天(いだてん)であったことに由来しています。
同時期、同地域には、スピノサウルス、カルカロドントサウルスといった、極めて強大な肉食恐竜が棲息していましたが、狙う獲物が異なっていたため、はちあわせすることは少なかったと考えられています。
ルーペでセレーションを撮影していました。なかなか拝めない美しいセレーション。
デルタドロメウスは比較的薄めで、獲物を切り裂くことに長けたフォルムをしています。ナイフのようなタイプです。
100円玉との比較。およそ1億年前の北アフリカに棲息していたデルタドロメウスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1321 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | レア!小型獣脚類恐竜、デルタドロメウス(Deltadromeus)の歯化石。見事なセレーションが残存 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測2.1cm |
商品解説 | レア!小型獣脚類恐竜、デルタドロメウス(Deltadromeus)の歯化石。見事なセレーションが残存 |
デルタドロメウスとは?
大型肉食なのに俊足!アウリカ大陸を駆け抜けたハンターの天才
足の速い大型肉食恐竜!?
白亜紀後期の北西アフリカに生息していたコエルロサウルス類の大型肉食恐竜。全長は8m程度で、大きさの割には細身で軽量、さらに手も長かった。その容姿から足が速かったと思われる。それにちなみ「三角州の疾走者」という名がつきました。
カルカロドントサウルスのわきを猛スピードで走り去るデルタドロメウス
画像「デルタドロメウス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
川辺でダッシュ!?
かつて川だった場所からたくさんの足跡化石が発見されているため川辺を拠点に生息していたと考えられています。
ともすると、エサとなる草食恐竜よりも足が早かったため、エサの確保は超簡単!!
しかも食事中に強敵カルカロドントサウルスが襲ってきても、早めに察知、俊足を活かしてスタコラサッサと逃げていた!ある意味最強のハンター。
画像「デルタドロメウス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ステーキナイフのような歯
セレーションが発達していて薄い歯なので、ティラノサウルスのような骨を砕く食事ではなく、カルカロドントサウルスのように肉を削ぎとって食事をしていたようです。
画像「デルタドロメウス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org