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縦の凹凸あり!強大な恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の長さと太さを兼ね備えた迫力ある歯化石/【di1317】
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こちらは恐竜、スピノサウルスの歯化石です。歯冠に残された縦の凹凸をご覧ください。獲物の肉から歯を抜きやすくする構造と考えられます(抜けづらいと折れる恐れがある)。
長い方の辺にそって75ミリの大きな歯化石です。
スピノサウルスはおよそ1億年前の北アフリカに棲息していた恐竜です。ティラノサウルス・レックスやカルカロドントサウルス、ギガノトサウルスなどと並び、最も大きな獣脚類の一つと考えられています。海辺に棲息し、半水半陸の生活を送り、主に魚を捕食していたと見られています。ときに海辺に水浴びに来た恐竜を襲うこともあったでしょう。
ナチュラルなエナメル質のパターン(模様)。
根本の周長も70ミリを超える、非常に太い歯化石です。
100円玉との比較。長さと太さを兼ね備えた、強大な恐竜、スピノサウルスらしい力強い歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1317 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 縦の凹凸あり!強大な恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の長さと太さを兼ね備えた迫力ある歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7.5cm 周長7.4cm |
商品解説 | 縦の凹凸あり!強大な恐竜、スピノサウルス(Spinosaurus)の長さと太さを兼ね備えた迫力ある歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org