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アフリカのティラノサウルスの異名をとる、およそ1億年前の恐竜、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石/【di1316】
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こちらは白亜紀後期に現在の白亜紀に生息していたカルカロドントサウルスの歯化石です。
カルカロドントサウルスの歯化石は比較的扁平なタイプが多い中、こちらはなかなかの厚みがあります。恐竜の歯は生える場所によって形が異なります(異歯性)。
ずんぐりとしたフォルムですが、長い方の辺に沿って50ミリあります。その頭部と体躯の大きさから、史上最大級の獣脚類として知られるカルカロドントサウルス。アフリカのティラノサウルスの異名をとります。
ナチュラルな味わいをしっかりと残した表面のパターン。
がっしりとした根本。
カルカロドントサウルスの歯化石のなかではやや厚みがあるタイプ。周長は65ミリ。
100円玉との比較。カルカロドントサウルスの歯化石はその扁平さと鋭さを兼ね備えることから「ステーキナイフ」に例えられますが、こちらの歯化石は鈍器のような迫力が感じられるフォルムをしています。
商品スペック
商品ID | di1316 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | アフリカのティラノサウルスの異名をとる、およそ1億年前の恐竜、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5cm 周長6.5cm |
商品解説 | アフリカのティラノサウルスの異名をとる、およそ1億年前の恐竜、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。