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8キログラムを超えるヘビー級化石、重厚感あふれる立派なヒプセロサウルス(Hypselosaurus)の卵の化石/【di1280】
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こちらはフランス産のヒプセロサウルスの卵の化石です。ヒプセロサウルスは現在の欧州に棲息していた竜脚形類(ティタノサウルス類)の仲間で、成長すると体長は12メートル前後に成長した、巨大な恐竜です。
こちらは数十年前に国内の展示会で販売されていた希少なオールドコレクションです。表面はやや研磨されていてクラックが入った殻の断面が確認されます。
ヒプセロサウルスの卵の殻は比較的薄いのが特徴で、クラックが多数入っています。
8キロを超える非常に立派な化石です。
クラックの入った殻の断片。
ヒプセロサウルスの卵の化石のほとんどはフランス産です。そもそもヒプセロサウルスの化石は1846年にフランスの古生物学者、ピエール・フィリップ・エミールマテロンによって発見されました。1869年には部分的な化石をまとめてホロタイプとして正式に記載されました。現在も一属一種(H.priscus)です。
1846年以来、ヒプセロサウルスの卵の化石は継続的に発見されています。巨大な竜脚形類の卵らしく、とても大きな物が多いのですが、この化石はその中でも、非常に大きい個体です。
最大部265ミリというビッグサイズの標本です。
100円玉と比較すると分かる、このサイズ。重厚感あふれる立派な卵の化石です。
商品スペック
商品ID | di1280 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 8キログラムを超えるヘビー級化石、重厚感あふれる立派なヒプセロサウルス(Hypselosaurus)の卵の化石 |
産地 | France |
サイズ | 26.5cm×17cm×14cm 8170g |
商品解説 | 8キログラムを超えるヘビー級化石、重厚感あふれる立派なヒプセロサウルス(Hypselosaurus)の卵の化石 |
ヒプセロサウルスとは?
足がでかくて背が高い竜脚類
ヒプセロサウルスは「高くそびえ立つトカゲ」の意味があり、最大8.2mもの高さがありました。全長12mの長さに比べると、いかに”高い”恐竜であったか分かります。このティタノサウルス科の”ハイタワ-”恐竜は現在のルーマニアなどのヨーロッパ諸国に生息しており、ティラノサウルスら恐竜が最も発達した時期である白亜紀後期に大地を闊歩(かっぽ)していました。
特にその足は尋常ではないほど太きいものでした。
また同科の恐竜と同様ヘビのような長い首を使い草木を食しており、むやみに暴れるタイプの恐竜ではありませんでした。
大きいのは足だけではありません。彼らの子孫を残すために産み落とされる卵も驚きの大きさでした。最大直径30cmのものが発見されています。
画像「ヒプセロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
パリの自然史博物館 画像「ヒプセロサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org