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重い、太い!北アフリカの王者、特徴的なフォルムをしたスピノサウルス(Spinosaurus)のものと思しき歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1257】
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重い、太い!北アフリカの王者、特徴的なフォルムをしたスピノサウルス(Spinosaurus)のものと思しき歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1257】
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なんじゃこりゃ~。
ここから見てもよく分かりません。スピノサウルスのものと思しき歯化石です。あまりにも太く、一瞥しただけでは歯化石であることさえ、把握できないほどです。
スピノサウルスと思しきと記載したのには訳があります。同時期、同地域には巨大なワニの仲間も棲息していたと考えられていますので、その可能性も否定できません。スピノサウルスの歯化石とするからには、あまりにも太い。ただ、同じ恐竜の歯化石であっても、生える部位や主(あるじ)の年齢によって、歯の形は変化することも考慮すると、スピノサウルスの歯化石であってもおかしくはありません。
ロングカーブ計測で64ミリ。意外にも64ミリもの長さがあります。最も短く感じませんでしたか?
そして、驚くべきは、この根本の厚み。周長で98ミリという驚愕のサイズ。まさに極厚の歯化石です。
100円玉と比較。想定外の大きさではないでしょうか。
これまでにない、特徴的なフォルムをしたスピノサウルスのものと思しき歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1257 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 重い、太い!北アフリカの王者、特徴的なフォルムをしたスピノサウルス(Spinosaurus)のものと思しき歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.4cm 厚9.8cm |
商品解説 | 重い、太い!北アフリカの王者、特徴的なフォルムをしたスピノサウルス(Spinosaurus)のものと思しき歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
標本を無事受け取りました。いつもの事ですが、丁寧な対応に感謝いたします。スピノサウルスの歯化石ですが、梱包を解いた時に太さに驚きました。スピノの歯は数本所有していますが、一番太いです。この度も良い標本を迎える事が出来ました。今後も期待しております。ありがとうございました。
千葉県/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org