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トップクオリティ!上質なエナメル質、両刃に備わったセレーション、サイズと三拍子揃った、類まれなカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の巨大歯化石。10センチオーバー/【di1211】
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こちらはカルカロドントサウルスの歯化石です。ご覧のようにナチュラルでなおかつ10センチを超える巨大歯化石です。
非常にナチュラルなエナメル質。カルカロドントサウルスの歯化石は風化が進んだ標本が多いなか、傑出した存在です。
カルカロドントサウルスの歯化石はステーキナイフに例えられます。幅が広く薄いナイフのような形状に加えて、稜線には鋭いセレーション(ギザギザの部分)が備わっています。通常、このセレーションは化石になる過程で失われやすいのですが、この標本はご覧の通り、しっかりと保存されています。
セレーションの接写。コレクターならば、セレーションの有無は気になるところ。じっくりご覧ください。
根本まで残されています。このするどいセレーションの存在と切るための進化したフォルムは、カルカロドントサウルスがスカベンジャー(腐食動物)ではない証拠の一つと言われています。生きた獲物を切り裂き出血させ弱ったところを捕食するハンティングスタイルであっただろうと考えられています。
先端まで保存されています。接着痕は見当たりません。
美しいエナメル質。パターンも保存されています。ぜひルーペで御覧ください。肉眼で見るのとはまた違った世界が広がっています。
美しい光沢あり。
エナメル質のパターン。ペイントがほとんど施されていないという証拠。細かい網目模様が見られます。
ほぼ半分の長さの同種の歯化石との比較。長さは半分ですが、ボリュームは段違いなのがお分かりでしょうか。長さが2倍の場合、ボリューム(体積)は8倍になります。10センチを超える巨大歯化石がいかに大きいか、お分かりいただけたでしょうか。
カルカロドントサウルスの歯化石らしい、切れ味鋭そうな稜線がある、やや薄めの断面。薄いといっても、もとが巨大なので、かなりの厚みですが・・・。
100円玉との比較。上質なエナメル質、両刃に備わったセレーション、サイズと三拍子揃った、類まれなカルカロドントサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1211 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | トップクオリティ!上質なエナメル質、両刃に備わったセレーション、サイズと三拍子揃った、類まれなカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の巨大歯化石。10センチオーバー |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測10.5cm 周長10cm |
商品解説 | トップクオリティ!上質なエナメル質、両刃に備わったセレーション、サイズと三拍子揃った、類まれなカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の巨大歯化石。10センチオーバー |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。