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厳選品、巨大かつ鮮明!しかも両面で見られます!3本の指跡が残された、恐竜(獣脚類)グラレーターの足跡化石(Grallator track)/【di1186】
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こちらはグラレーターと呼ばれる恐竜の足跡の化石です。米国マサチューセッツ州のジュラ紀の地層から採集された、立派な足跡化石です。複数の足跡が同じプレートに保存された大変希少な標本です。少なくとも3つの足跡を容易に発見できます。
はっきり分かれた足先のするどい爪部の痕。グラレーターとは恐竜の属名ではなく、このような足跡を残した小型の獣脚類の恐竜に付けられた名前です。
このような足跡を付けた小型の獣脚類ならば、何でもグラレーターというのではありません。二足歩行と思われる恐竜の三本指の足先を持っていることが条件です。このような化石が採集される時代は中生代全体(三畳紀初期から白亜紀前期まで)に及びます。この標本はジュラ紀のものです。米国マサチューセッツ州はグラレーターフットプリントの有名産地の一つです。
グラレーターフットプリントの特徴である、はっきりと分かれた特徴的な3本のつま先。
そして、この標本の凄いところは裏側に巨大な足跡が存在すること。裏表、ともに楽しめる素晴らしい標本です。このグラレーターの迫力は凄まじいものがあります。はっきりと分かれた3本のつま先。するどいつめ先までも確認することができます。足跡が保存されるのは、当時、泥っぽい土質であったことが考えられています。そういった土質が化石になると層状になるのが一般的です。
複数の小型獣脚類が闊歩していたことを想像するだけでも楽しいですね。
そして、こちらの足跡はもはや「小型」とは言えません。どしどしと音を立てながら、エサを探し回っていたのかもしれませんね。
数あるグラレーターフットプリントのなかでも傑作といえる一級の標本です。
100円玉との比較。複数の足跡が確認できる面と
巨大な足跡が確認できる面の、いずれも楽しむことができる、一級の標本です。
商品スペック
商品ID | di1186 |
---|---|
年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万 -- 1億3500万年前) |
学名 | 厳選品、巨大かつ鮮明!しかも両面で見られます!3本の指跡が残された、恐竜(獣脚類)グラレーターの足跡化石(Grallator track) |
産地 | Connecticut River Valley, Massachusetts, U.S.A. |
サイズ | 27cm(本体最長部)母岩含め全体33.6㎝×30.6cm×厚2.5cm |
商品解説 | 厳選品、巨大かつ鮮明!しかも両面で見られます!3本の指跡が残された、恐竜(獣脚類)グラレーターの足跡化石(Grallator track) |
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
小型恐竜グラレーター(Grallator)とは?
グラレーターという恐竜は、小から中サイズの2足歩行する肉食の竜盤目獣脚類のことをさしています。彼らの足跡は三畳紀後期から白亜紀前期に見つかっています。彼らの種はアメリカ、カナダ、オーストラリア、ヨーロッパ、中国などで発見されていますが、最も有名なのは、北アメリカの東海岸のものです。足跡はこれまでみつかっていますが、定義づけられるほどの骨格化石が十分みつかっていないことから、さらなる解明が待たれる期待の恐竜です。グラデーターの特徴は3本指であるということで、大きさは約5~15㎝のものが主流です。
グラレーターはどんな形をしている?
これまでのところ、体格は90cm~2m未満と推定されています。
研究者によると、グラレーターは米国の東部に生息していた恐竜の中では最古で、「俊足なトカゲ」が名前の由来の、ポドケサウルスとよく似ていると考えられています。ポドケサウルスの体の構造はコエロフィシスのそれとよく似ているといわれています。コエロフィシスの体はほっそりとしていて、後肢と尻尾、そして首が長かったので、グラデーターもそれに近いシルエットと推察されます。
グラレーターは、コエロフィシス属に属すとされています。
グラレーターは足の速い恐竜
グラレーターは、見つかっている足跡の歩幅から計算して、およそ時速32㎞/時で走ったといわれいます。
ストライドからして、コネチカット渓谷に住む小型恐竜の中で最も速く移動する恐竜だったのではないかと考えられています。
名前の由来
グラレーターの名前は、アメリカの有名な地質学者エドワードヒッチコック(Edward Hitchcock)によって名づけられました。グラレーターという名前の"Grallae″の部分は、鳥類のなかでも渉禽類(しょうきんるい)というグループに分類される、コウノトリやサギといった足のながい鳥のグループの古代の名前に関連しています。