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白亜紀およそ1億年前の恐竜歯化石。モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)。サービスプライスにて。/【di1178】
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ファーストコレクションとして歯の化石にご興味ある方におすすめの標本が登場です。およそ1億年前、中生代白亜紀のスピノサウルス歯化石です。
先端部分がよく保存されており、縦に沿ってシワのようなラインが入る、スピノ歯の特徴がよくわかる標本です。スピノサウルスの歯の形ですが、スレンダーでシャープなタイプと、タケノコのような割合太いタイプがありますが、こちらは後者となります。
手との比較。3.2センチと決して大きなサイズではありませんが、厚みがあるのでなかなかの存在感です。
断面。ご覧の通り丸い形をしており、円錐形のスピノ歯の特徴がよく分かる1枚です。
約1億年前、現在の北アフリカ大陸モロッコに生息していた、スピノサウルスの歯化石です。展示ケースと一緒にお届けします。
商品スペック
商品ID | di1178 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 白亜紀およそ1億年前の恐竜歯化石。モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)。サービスプライスにて。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測3.2cm 周長5.7cm |
商品解説 | 白亜紀およそ1億年前の恐竜歯化石。モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)。サービスプライスにて。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org