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コレクショングレード!8センチオーバーでありながら良形かつ保存状態大変良好なスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石/【di1176】
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こちらはスピノサウルスの上質歯化石です。カーブ計測で8センチを超えるかなり大きな歯化石でもあります。
広範囲がエナメル質で覆われたとても上質な標本です。
先端まで残されています。
スピノサウルスの歯化石の多くはエナメル質が剥がれていますが、こちらの標本はご覧のように、ナチュラルなエナメル質がそのまま保存されています。エナメル質は歯の表層部を覆う層で失われやすい部位です。
またフォルムの美しさも強調しておきたい点です。わずかにカーブを描いています。圧縮を受けた痕跡は見受けられません。
どこから見ても美しい。
ご覧のようにこの歯化石には稜線(尾根のようになっている線)があります。
やや楕円形の根本。スピノサウルスの歯化石に限りませんが、中央の空洞になっている部分に土砂が入り込みそのまま堆積し固まっています。
いかがでしょうか、ほぼパーフェクトと言って良い希少な歯化石であることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
コレクショングレードの希少なスピノサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1176 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | コレクショングレード!8センチオーバーでありながら良形かつ保存状態大変良好なスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測8.2cm 周長8.9cm |
商品解説 | コレクショングレード!8センチオーバーでありながら良形かつ保存状態大変良好なスピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org