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肉食恐竜歯化石のファーストコレクションにも!白亜紀、モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石。展示ケース付。/【di1175】
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小ぶりながら、表面の縦溝などの特徴がよく現れた、モロッコ産スピノサウルスの歯化石をご紹介します。
スピノサウルスは、肉食恐竜の最大種で、白亜紀という時代、北アフリカ大陸の食物連鎖の頂点に君臨していました。こちらの歯は、スピノサウルスの顎におびただしい数備わっていた歯の一つ。
円錐形、表面には縦方向に溝がある、といったスピノ歯の特徴をよく捉えています。
スピノサウルスは長らく陸で主に生活した恐竜であると考えられてきましたが、近年の研究により主に水棲の肉食恐竜であったのではないか、という考え方が出てきました。円錐形の歯は、ワニの歯によく似ています。歯の表面にある縦の溝は、ヌメリのある魚類を捕まえたとき、捕らえ損じるとのないよう、摩擦を生む役割を果たしています。
白亜紀の北アフリカを駆け抜けた、スピノサウルス歯化石です。表面の溝は、手で触れるとざらっとした質感が感じられます。
商品スペック
商品ID | di1175 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 肉食恐竜歯化石のファーストコレクションにも!白亜紀、モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石。展示ケース付。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測3.5cm |
商品解説 | 肉食恐竜歯化石のファーストコレクションにも!白亜紀、モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石。展示ケース付。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org