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ズシッと重い、白亜紀モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石。展示ケース付。サービスプライス!/【di1172】
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北アフリカの大地を駆け巡った、スピノサウルスの歯の化石が登場しました。周長が8センチと、厚みがある標本です。
スピノサウルスは、最大級サイズの肉食恐竜として有名で、推測によると、最大17メートルの体長を誇ったと考えられています。細長い顎にはおびただしい数の歯が収まり、魚類の類を襲って食していたとのことです。
こちらの歯化石は、「短く、太く」タイプの、がっちりしたフォルムの歯化石です。表面の縦溝がしっかり残されており、根本部分(ルート部分)まで保存されています。
手との比較。厚く、太いタイプ。
こちらが根本の断面です。周長が8センチありますから、なかなか立派な厚みです。
スピノサウルスといえば、実は水の中で過ごしていたほうが長かったのではないか、という研究報告が話題になっていますね。北アフリカの陸では同時代、大型獣脚類のカルカロドントサウルスも繁栄しており、彼らは水陸上手く棲み分けつつ、種を残してきたのでしょうか。荒々しささえ感じられる、スピノサウルスの歯化石、展示ケース付きでお届けします。
商品スペック
商品ID | di1172 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ズシッと重い、白亜紀モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石。展示ケース付。サービスプライス! |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測5.7cm 周長8cm |
商品解説 | サービスプライス!ズシッと重い、白亜紀モロッコ産スピノサウルス(Spinosaurus)の歯化石。展示ケース付き。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org