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サービスプライス!分厚い!史上最大級の動物食恐竜の一つ、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石。/【di1167】
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こちらは中生代白亜紀の北アフリカに棲息していた恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。
歯冠を薄く覆っているエナメル質について、一部が欠損しているのを除き、大部分が保存されています。
反対面もご覧の通り、総じて良い保存状態。
カルカロドントサウルスはあのティラノサウルス・レックスと同程度の体長があり、同じ地域、同じ時代に棲息していたスピノサウルスと並び、最も大きい動物食恐竜として知られています。
比較的薄めの歯で、獲物の肉を切り裂くのに適した形をしています。
こちらの歯化石はカルカロドントサウルスの歯化石のなかではかなり厚みがあるほうです。
根本から撮影した一枚。いかにに分厚いかがひと目で分かります。
歯の稜線には鋭いセレーション(ギザギザの部分)があり、ナイフのような鋭さがあります。
セレーションのアップ。
粒状の構造が連なっているのが分かります。
100円玉との比較。ロングカーブ計測で69ミリの立派な歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1167 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | サービスプライス!分厚い!史上最大級の動物食恐竜の一つ、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.9cm 周長8.8cm |
商品解説 | サービスプライス!分厚い!史上最大級の動物食恐竜の一つ、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石。 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。