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厚みがあり長い!カーブ計測74ミリに達する大きなカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石/【di1165】
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こちらは白亜紀の北アフリカに棲息していたカルカロドントサウルスの歯化石です。カーブ計測で74ミリに達する大きな標本です。
均整の取れた形の良い歯化石です。
今からおよそ1億年ほど前に棲息していた巨大な肉食恐竜カルカロドントサウルスの歯化石です。カルカロドントサウルスとは、ホオジロザメの歯を持つトカゲを意味します。幅広く扁平な形がホオジロザメの歯に似ていることから名付けられたと考えられます。
成体になると体長は少なくとも10メートル以上になったと考えられます。あのティラノサウルスと同等の体長とされ、最も大きな肉食恐竜の一つと考えられています。
ただ、カルカロドントサウルスの歯化石は噛み砕くことを主たる目的としたティラノサウルスの歯化石とは異なり、肉を切り裂くために進化したと思わせる特徴がいくつか備わっています。
縁部は尖っていて、鋭いセレーション(ギザギザの部分)があり、比較的扁平でナイフのような形状をしています。
この標本はカルカロドントサウルスの歯化石としては、かなり厚い部類です。
100円玉との比較。カーブ計測74ミリの大型の歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1165 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 厚みがあり長い!カーブ計測74ミリに達する大きなカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7.4cm 厚1.8cm 周長8.3cm |
商品解説 | 厚みがあり長い!カーブ計測74ミリに達する大きなカルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。