- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 恐竜の化石販売
- その他の獣脚類の化石
- カルカロドントサウルスの化石販売
- カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石らしくない分厚さが最大の特徴。美しいエナメル質とアウター側のセレーションにもご注目。
カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石らしくない分厚さが最大の特徴。美しいエナメル質とアウター側のセレーションにもご注目。/【di1162】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
カルカルドントサウルスの歯化石らしからぬ分厚さを備えた歯化石です。横から撮影しても光沢の関係で厚みが想像できるのではないでしょうか。
この歯化石のアピールポイントはアウターセレーションです。御覧ください、大部分のセレーション保存されています。しかも上質。
この厚み!ぷっくりと膨らんでいることがお分かりでしょう。
ロングカーブ計測で72ミリと長さも相当なもの。
裏面にはまだ母岩の一部がついています。
ナチュラルなエナメル質のパターンを楽しむこともできます。
よく見ると、細いクラックが入り、渋い味わいを醸し出しています。
ややトーンが抑えられた色合いも特徴的で良いですね。同じカルカルドントサウルスの歯化石でも、微妙な色の違いがあります。
繰り返し強調しておきたいこのアウター側のセレーション。
カルカルドントサウルスの歯化石の特徴の一つがこのセレーションです。獲物の肉を切り裂き、出血死させたとも言われる根拠となる、するどい鋸歯。
そして、この厚み。カルカルドントサウルスの歯化石は一般に薄くてナイフのような形をしていますが、この歯化石に関しては、ナイフとは言えません。恐竜の歯化石は生える場所によって形が異なります。ポイントツースと呼ばれる犬歯の位置に生える歯だった可能性があります。
何度見ても美しいアウターセレーション。カルカルドントサウルスの歯化石で、セレーションが良い状態で保存されている個体は少ないため、ついつい見とれてしまいます。
根本から撮影。厚みにご注目ください。
100円玉との比較。厚みに特徴のある立派な歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1162 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石らしくない分厚さが最大の特徴。美しいエナメル質とアウター側のセレーションにもご注目。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測7.2cm 厚2.2cm 周長9.3cm |
商品解説 | カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石らしくない分厚さが最大の特徴。美しいエナメル質とアウター側のセレーションにもご注目。 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。