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極めて幅広!白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石/【di1157】
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こちらは人気恐竜、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石です。非常に幅が広く、いかにもカルカロドントサウルスの歯化石らしいフォルムをしています。
カルカロドントサウルスの歯化石はステーキナイフに例えられます。湾曲していることを除けば、まさにナイフ。
厚みがなく幅が広い、いかにもカルカロドントサウルスらしい歯化石の形をしています。
保存状態も上々です。
肉眼で見てもはっきり分かる鋭利なセレーション(ぎざぎざの部分)。獲物の肉を切り裂くために進化したことがひと目で分かります。
セレーションのアップ。
この幅広さ・・・。
そして、この薄さ・・・。まさにナイフ。
100円玉と比較すると、幅の長さに驚きます。
両面ともに保存状態良好。教科書的なフォルムをした人気恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1157 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 極めて幅広!白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.3cm 周長7.5cm |
商品解説 | 極めて幅広!白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルス(Carcharodontosaurus)の歯化石 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。