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セレーション、エナメル質ともに高いレベルで保存されているカルカロドントサウルスの歯化石。コレクショングレード。/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1141】
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セレーション、エナメル質ともに高いレベルで保存されているカルカロドントサウルスの歯化石。コレクショングレード。/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1141】
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こちらは白亜紀の北アフリカに生息していた巨大動物食恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。
ナイフにたとえられる鋭利な歯先。
先端まで保存されています。
歯の稜線にはセレーションが保存されています。獲物の肉を切り裂くときに役立ったと考えられます。
エナメル質の保存状態も上々。美しい光沢を放ちます。
両面ともに優れた保存状態。
カルカロドントサウルスの歯化石は扁平なことで知られています。獲物をホールドするのではなく切り裂くように進化したフォルム。スピノサウルスの歯化石とは対照的です。
インナー側に残るセレーション。
アウター側にも良質のセレーションが残されています。アウター側のセレーションのほうが失われていることが多いので、希少です。
100円玉との比較。カーブ計測で5センチ弱とアベレージサイズですが、保存状態は大変良好。コレクショングレードの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1141 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | セレーション、エナメル質ともに高いレベルで保存されているカルカロドントサウルスの歯化石。コレクショングレード。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測4.7cm |
商品解説 | セレーション、エナメル質ともに高いレベルで保存されているカルカロドントサウルスの歯化石。コレクショングレード。 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。