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その形は「釘(クギ)」に見える?巨体を誇った竜脚形類恐竜、レッバキサウルス(Rebbachisaurus sp.)の歯化石。上質品。/【di1126】
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こちらはおよそ1億年前のアフリカ大陸に生息していた竜脚類恐竜、レッバキサウルスの歯化石です。成体になると、体長20メートルに達したとされる、想像を絶する体躯を誇った恐竜です。
その巨体に似つかわしくない小さな頭部を持ち、その頭部を長い首で持ち上げて、高い木に生えた草木を食べていました。
この歯化石は、その草木をこそぎ落として食べるのに最適な形をしています。何本もこのような歯化石を顎に並べ、草木の柔らかい部分だけをこそぎとって食べていたのでしょう。
レッバキサウルスをはじめとして竜脚類の歯化石は「釘(クギ)」に例えられます。この形を見れば、それも納得。
歯の表面のエナメル質がよく残されています。
肉食ではないため、先端は鋭くなくてもよかったのでしょう。
また、動かない草木を食べるため、根本がそれほど太い必要もありません。
歯を見れば、その生物の生活様式がわかる、と言いますが、よくいったものです。高木の歯をこそぎとって食べていた、巨大な恐竜、レッバキサウルスの上質の歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1126 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | その形は「釘(クギ)」に見える?巨体を誇った竜脚形類恐竜、レッバキサウルス(Rebbachisaurus sp.)の歯化石。上質品。 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | 直線計測3.6cm |
商品解説 | その形は「釘(クギ)」に見える?巨体を誇った竜脚形類恐竜、レッバキサウルス(Rebbachisaurus sp.)の歯化石。上質品。 |
レッバキサウルスとは?
背中に帆を持っていたカミナリ竜
レッバキサウルスは巨大ながっしりとした四肢とムチのようなしなる尾が特徴のりゅう竜脚類(カミナリ竜)です。他のカミナリ竜と違い、背骨のうねりが非常に大きく、背中に帆を持っていたと推測されています。
画像「レッバキサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
気温の高い白亜紀の体温調節の役目?
レッバキサウルスの生きた白亜紀前期(おおよそ1億年前)は大変気温が高く、巨大な恐竜にとっては体温調節に忙しい時代だったに違いありません。この帆は、大きく広げることで、体内の熱を奪わせ、体温を下げる効果があったといわれています。
レッバキサウルスは体長20mという巨大ですから、体温調節機能は必須だったに違いありません。
帆を持つ恐竜は他にも多く、世界最大の肉食恐竜の一つであるスピノサウルスなども帆を持っていたことでよく知られています。
また、レッバキサウルスの仲間の化石が南米と南アフリカで見つかっている為、当時のアフリカと南アメリカが陸続きであったことが分かっています。