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鋭いトップチップが保存された良形のアベリサウルス科の歯化石(専用ケース付き)/【di1116】
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こちらは中生代白亜紀の北アフリカに生息していた獣脚類恐竜アベリサウルスの歯化石です。
ロングカーブ計測27ミリです。アベリサウルスは6-7メートルほどに成長したとされる比較的大型の恐竜ですが、それほど大きな歯化石は採集されていない印象があります。
外側の稜線が少し湾曲を描き、両方の稜線にセレーション(ぎざぎざ)が存在します。獲物を切り裂くために進化した歯と考えられます。
アベリサウルスは謎多き恐竜です。まだ十分に研究が進んでいるとは言えません。一つ分かっていることは、南米でも同系の恐竜が見つかっているということ。2億年以上前には、北アフリカと南米は陸続きでした。アベリサウルスの祖先はそれぞれの大陸に別れ、独自の進化を遂げたのでしょう。
ご覧のようにセレーションを確認できます。
セレーションのアップ。鋭いトップチップが完全な保存状態で保存されている点にもご注目ください。
100円玉とほぼ同等のサイズ。鋭いトップチップが残された良形の歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1116 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 鋭いトップチップが保存された良形のアベリサウルス科の歯化石(専用ケース付き) |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測2.7cm |
商品解説 | 鋭いトップチップが保存された良形のアベリサウルス科の歯化石(専用ケース付き) |
アベリサウルス科の恐竜とは?
アベリサウルス科の恐竜
アベリサウルスのグループは獣脚類の中のケラトサウルス下目に分類されます(獣脚類とはティラノサウルスやスピノサウルスと同じ二足歩行の肉食恐竜のグループを指します)。アベリサウルスのグループは、ジュラ紀から白亜紀にかけて世界中で生息していたと考えられています。最も有名なアベリサウルス科の恐竜といえば、マダガスカルに生息していたマジュンガサウルスでしょう。
前腕が極端に短いことで知られており、上腕の1/4ほどしかなかったと考えられています。
また、頭部が他の獣脚類と比較すると、高くそして短いことで知られています。口先から首にかけて押して短くしたような形をしています。