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謎多き肉食恐竜、アベリサウルス科の歯化石(専用ケース付き)。エナメル質、セレーションともに保存状態良好。/【di1115】
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こちらは中生代白亜紀の北アフリカに生息していたと考えられているアベリサウルスの歯化石です。左右にセレーション(ギザギザの部分)が残されている点にご注目ください。
アベリサウルスは謎多き恐竜です。体長は6-7メートルほどあったという説が有力ですが、歯のサイズはそれほどでもありません。こちらは24ミリほどですが、平均してこのくらいのサイズの標本が多いのが、複数の化石を扱ってきての実感です。
少しカーブを描いています。アベリサウルスの歯化石のフォルムは総じて美しい。
表面にはエナメル質が残されており、歯の伸長方向に伸びる模様も観察できます。保存状態が良くないとこうはいきません。
アベリサウルスは謎が多い、と申し上げたのは、その進化の系統についてです。アベリサウルス科の恐竜の多くは、北アフリカではなく南米が多いのです。2億年前まで遡るとアフリカ大陸と南米は隣接していたため、北アフリカと南米のアベリサウルスの祖先は同じ恐竜だったのでしょう。大陸ごとに別の進化を遂げたと考えられますが、それぞれの完全な骨格がほとんど見つかっていないこともあり、研究が進んでいないというのが現状です。
拡大して撮影してみました。エナメル質もさることながら、セレーションの粒が浮き立ってみえる点は驚きに値します。
100円玉との比較。アベレージサイズと言って良い24ミリ。保存状態の良い上質の化石です。謎多き肉食恐竜アベリサウルスの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1115 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 謎多き肉食恐竜、アベリサウルス科の歯化石(専用ケース付き)。エナメル質、セレーションともに保存状態良好。 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測2.4cm |
商品解説 | 謎多き肉食恐竜、アベリサウルス科の歯化石(専用ケース付き)。エナメル質、セレーションともに保存状態良好。 |
アベリサウルス科の恐竜とは?
アベリサウルス科の恐竜
アベリサウルスのグループは獣脚類の中のケラトサウルス下目に分類されます(獣脚類とはティラノサウルスやスピノサウルスと同じ二足歩行の肉食恐竜のグループを指します)。アベリサウルスのグループは、ジュラ紀から白亜紀にかけて世界中で生息していたと考えられています。最も有名なアベリサウルス科の恐竜といえば、マダガスカルに生息していたマジュンガサウルスでしょう。
前腕が極端に短いことで知られており、上腕の1/4ほどしかなかったと考えられています。
また、頭部が他の獣脚類と比較すると、高くそして短いことで知られています。口先から首にかけて押して短くしたような形をしています。