セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石 恐竜 販売

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セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石/【di1112】

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石/中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)【di1112】

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セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その1)

こちらはおよそ1億年前の北アフリカに生息していた獣脚類恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その2)

カルカロドントサウルスの歯化石には稜線にギザギザのセレーションが備わっています。こちらの標本はその特徴を確認することができます。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その3)

セレーションの周辺には皺が入ることがありますが、その点も確認できます。ナチュラルである証拠です。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その4)

長い方のカーブに沿っておよそ56ミリ。平均的なサイズの歯化石です。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その5)

扁平でナイフの歯先のようなフォルム。典型的なカルカロドントサウルスの歯化石と言えるでしょう。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その6)

根本を底部から撮影。鋭いセレーションがこの角度からも確認できます。この扁平さがカルカロドントサウルスの歯化石の特徴なのです。獲物の肉を突き刺すのではなく、切り裂くための進化したと考えられます。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その7)

ご覧のように表面のエナメル質の保存状態は良好です。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その8)

反対面も状態良し。カルカロドントサウルスの歯化石は堆積環境の岩質もあってか、状態の良い標本が多くありません。そんな中で、こちらの標本は納得のクオリティを維持しています。

セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石(その9)

100円玉との比較。幅が広い歯化石なので、こちらの側面から見ると、カーブ計測の数値以上に大きく感じることでしょう。総じて良質の歯化石です。

ネームカード
ミニケース

商品スペック

商品ID di1112
年代 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前)
学名 セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石
産地 Morocco
サイズ ロングカーブ計測5.6cm
商品解説 セレーション残存、エナメル質の状態良好、白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの歯化石

地質年代

弊社で販売している標本の種名の同定について

カルカロドントサウルスとは?

ティラノの地位をおびやかす最強説

カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。

事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。

カルカロドントサウルス

画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org

この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。

科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。

名前の由来

まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。

カルカロドントサウルス

画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org

歯の特徴

カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。

前肢(まえあし)

T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。

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