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ロングカーブ計測10センチオーバー!白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの巨大歯化石。しかも保存状態も良好。/【di1110】
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こちらは白亜紀の北アフリカに生息していた史上最大級の肉食恐竜、カルカロドントサウルスの歯化石です。カルカロドントサウルスは同時期、同地域に生息していたスピノサウルスと並んで史上最大級の肉食恐竜として評されます。頭部の厚み等ではあのティラノサウルス・レックスに劣るものの、体長は五分かそれ以上のサイズを誇ります。
そんな巨大恐竜であるカルカロドントサウルスの歯化石は、やはりデカい!こちらはその中でも特に大きな歯化石です。ロングカーブ計測で10センチを超える、紛れもない巨大歯化石です。
歯化石の形に特徴があることにお気づきでしょうか?直線的というよりは湾曲的。写真右側に鋭くカーブしていることがわかります。
カルカロドントサウルスの歯化石は、よく「ステーキナイフ」に例えられます。
歯の稜線にはセレーション(ギザギザの部分)が付いており、獲物の肉を鋭く裂くことができたことでしょう。前述のステーキナイフとよく似た機能を備えていたと言えます。
スピノサウルスのように突き刺すことに特化した歯化石とは明らかに異なるコンセプトで進化した歯化石と言えるでしょう。
実際のナイフほどではないにせよ、かなり扁平であることがわかります。歯には稜線(鋭く尖った部分)が存在し、明らかに肉を切るために進化したことがわかります。
これほど特徴的な大きな歯化石をもつカルカロドントサウルスですが、実はまだその全貌が明らかになっていません。遡ると1931年に古生物学者エルンスト・シュトローマーによって、正式に記載されました。最近発見された頭骨の化石は全長160センチに達する巨大なもので、これはあのティラノサウルス・レックスと同等か、それを上回ります。サイズは同等ですが、レックスとの共通点はほとんどありません。むしろアロサウルスとよく似た恐竜と考えられています。
カルカロドントサウルスという名前は、カルカロドンのような歯化石を持つ恐竜(トカゲ)という意味です。カルカロドンとはホホジロザメのことです。鋭いセレーション、幅広なフォルムなど、確かに共通点はあるものの、例えるほど似ているかと言われると・・・・微妙です。
カルカロドントサウルスの歯化石らしさを如実に表現した一枚。
鋭い先端部も保存されています。
100円玉と比較すると、そのサイズが際立ちます。
10センチを超える歯化石は滅多にありません。まして状態の良いものは輪をかけて希少です。ぜひこの機会にコレクションをご検討ください。
商品スペック
商品ID | di1110 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | ロングカーブ計測10センチオーバー!白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの巨大歯化石。しかも保存状態も良好。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測10cm 周長9.5cm |
商品解説 | ロングカーブ計測10センチオーバー!白亜紀の北アフリカの雄、カルカロドントサウルスの巨大歯化石。しかも保存状態も良好。 |
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。