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三角州を走る恐竜こと、アフリカの肉食恐竜デルタドロメウスの歯化石(Deltadromeus agilis)。専用展示ケース付き。/【di1085】
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こちらは白亜紀のアフリカに棲息していたとされるデルタドロメウスの歯化石です。
デルタドロメウス(Deltadromeus)とは、「三角州を走るもの」を意味します。その名の通り、三角州(陸地と海あるいは河川が入り組んだ地域)を高速で移動していた動物食恐竜と考えられています。
成体になると8メートルに達する、かなり大型の恐竜であったと考えられています。とはいえ、その生態はいまだ研究の途中。1996年にポール・セレノによって記載された、とても新しい恐竜の一つです。これからその生態が解明されているのが楽しみですね。
セレーションが残されています。
セレーションのアップ。ぜひルーペをご用意の上、御覧ください。
どちらの稜線にもセレーションが残されています。
同じ地域、同じ時代に、より大型の動物食恐竜であるカルカロドントサウルスやスピノサウルスがいましたが、獲物が異なったため、争いは頻繁に起こらなかったと考えられているようです。
100円玉との比較。ロングカーブ計測で18ミリの歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1085 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 三角州を走る恐竜こと、アフリカの肉食恐竜デルタドロメウスの歯化石(Deltadromeus agilis)。専用展示ケース付き。 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測1.8cm |
商品解説 | 三角州を走る恐竜こと、アフリカの肉食恐竜デルタドロメウスの歯化石(Deltadromeus agilis)。専用展示ケース付き。 |
デルタドロメウスとは?
大型肉食なのに俊足!アウリカ大陸を駆け抜けたハンターの天才
足の速い大型肉食恐竜!?
白亜紀後期の北西アフリカに生息していたコエルロサウルス類の大型肉食恐竜。全長は8m程度で、大きさの割には細身で軽量、さらに手も長かった。その容姿から足が速かったと思われる。それにちなみ「三角州の疾走者」という名がつきました。
カルカロドントサウルスのわきを猛スピードで走り去るデルタドロメウス
画像「デルタドロメウス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
川辺でダッシュ!?
かつて川だった場所からたくさんの足跡化石が発見されているため川辺を拠点に生息していたと考えられています。
ともすると、エサとなる草食恐竜よりも足が早かったため、エサの確保は超簡単!!
しかも食事中に強敵カルカロドントサウルスが襲ってきても、早めに察知、俊足を活かしてスタコラサッサと逃げていた!ある意味最強のハンター。
画像「デルタドロメウス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
ステーキナイフのような歯
セレーションが発達していて薄い歯なので、ティラノサウルスのような骨を砕く食事ではなく、カルカロドントサウルスのように肉を削ぎとって食事をしていたようです。
画像「デルタドロメウス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org