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迫力とロマンが同居した、カルカロドントサウルスの”分厚い”歯化石/【di1065】
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この凶悪そうな雰囲気を醸し出すのは、アフリカのティラノサウルスの異名を持つカルカロドントサウルスの歯化石です。
カーブ計測で5cmを超える大きさ。
カルカロドントサウルスは史上最大級の体躯を誇った獣脚類恐竜です。
カルクをよく知っている人なら、この写真を見て、違和感を持ったかもしれません。そう、かなりの厚みがあります。
どう見ても分厚い。
やっぱり分厚い。一部クラックフィルあり。
こちらのサイドから見ても、相当分厚い事がわかります。
カルクの歯化石といえば、教科書的に表現するのであれば、薄く幅広いステーキナイフの如きフォルム、です。しかし、今回の歯化石のように稀に、とてもステーキナイフとは言えないほど分厚い歯化石が見つかります。
もちろん歯の生える位置によって歯の形が違うことが考えられます。我々人間でも、前歯と奥歯の形が全く異なりますね。
アフリカ原産の恐竜(化石)の研究はまだまだこれからで、発展途上にあります。もしかしたら、これから新発見があり、カルクの歯化石と思われていたものが、新種として同定される時代が来るかもしれません。ロマンが溢れています。
それにしても物凄い迫力ではありませんか!
迫力とロマンが同居した、カルカロドントサウルスの”分厚い”歯化石です。
商品スペック
商品ID | di1065 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 迫力とロマンが同居した、カルカロドントサウルスの”分厚い”歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 5.2cm(ロングカーブ計測) |
商品解説 |
この商品を購入されたお客様のお声
前回スピノサウルスの歯を購入してとても満足しており発送がとても早く安心できるのですぐにリピート購入しました。ホームページで見たとうり以上に実物は良く迫力があり大変満足しています!又ケースも付属しておりオマケの化石も頂きありがとうございました!
群馬県/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。