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長さを上回る周長、分厚い!典型的ではないカルカロドントサウルスの上質歯化石/【di1058】
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現在、コレクション価値が上昇中のカルカロドントサウルスの分厚い歯化石です。
カルカロドントサウルスの歯化石に限らず、モロッコ産の化石は徐々にマーケットで取引される数量が減ってきています。今後徐々に良質標本の玉数が減ってくると考えられますので、コレクションをお考えの方はお早めにご検討ください。
カルカロドントサウルスといえば、アフリカのティラノサウルスという異名を持つ、大型の肉食恐竜です。その大きさは恐竜のなかでもトップクラス。発見された頭部骨格標本から推測される全長はなんと13m以上。これは、あのティラノサウルス・レックスに匹敵するサイズであることから、アフリカのティラノサウルスと呼ばれるようになったのです。
ティラノサウルスに例えられる恐竜ではありますが、系統は大きく異なります。ティラノサウルスがティラノサウルス上科であるのに対して、カルカロドントサウルスはアロサウルス上科となります。上科レベルでの違いは、分類学上、決して小さな差異ではありません。われわれホモサピエンスが属する上科はヒト上科になります。ヒト上科にはヒト、チンパンジー、ゴリラ、オランウータン等が含まれますが、それらの差異以上のレベルで異なっていることを示しています。
その違いは歯にもはっきりと現れています。カルカロドントサウルスの歯化石は比較的薄く、ナイフのような形をしています。
この歯化石はその中でも、かなり厚みがあるほうです。
ご覧の通り、ぷっくりと膨らんでいることがお分かりいただけることでしょう。
この厚み!!周長にして7.3cmもあります。なんと分厚い歯なのでしょう。
カルカロドントサウルスの歯化石は生える位置によって、歯の形に一定程度の違いがあるものと思われます。薄くて幅広い歯がある一方、このようにゴツくて分厚い歯も存在します。
人間の歯も生える位置によって形が大きく異なることを考えれば、決して不思議なことではないのかもしれません。
この歯化石にはセレーションが残されています。カルカロドントサウルスの歯化石の多くは、続成作用や風化により比較的傷んでいるものが多いため、セレーションが保存されている点は他の恐竜の歯化石以上に評価できるポイントになります。
血筋のような独特のセレーションが面白いです。説明するまでもありませんがナチュラルです。
正面から撮影してもぷっくりと膨らみがあります。
裏面の保存状態も良好。
100円玉との比較。ナチュラルで厚みがある、存在感あふれる歯化石です。
両面ともに保存状態がよく、コレクション価値の高い上質品です。
商品スペック
商品ID | di1058 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 長さを上回る周長、分厚い!典型的ではないカルカロドントサウルスの上質歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | 5.9cm(ロングカーブ計測)7.3cm(周長) |
商品解説 | 長さを上回る周長、分厚い!典型的ではないカルカロドントサウルスの上質歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
アフリカのTrexと言われているカルカロドントサウルスの歯化石がずっと欲しいと思っていました。しかし、大きい歯化石は高価で高嶺の花ですが、自分の手の届く物が見つかり迷わず購入させて頂きました。手に取ると見た目以上に重く、厚みもあり、「典型的ではない」との説明文の意味が実感出来ました。エナメル質やセレーションも残っており、品質の良い歯化石に満足しております。次は典型的な平板のナイフのような歯化石を購入したいと思います。また宜しくお願い致します。
愛知県/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。