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数年に一度、最高峰のコレクションの一つ。カルカロドントサウルスの「ハンド」クロウ。サイズ、状態ともにベストオブベスト。/【di1041】
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こちらは恐竜史上、最大の肉食生物の一つ、カルカロドントサウルスのハンドクロウです。過去に一度取り扱ったきり。まさに数年に一度の超の付く、一級品です。
大型獣脚類の爪の化石は歯化石と比較にならないほど希少です。恐竜の歯は何度も生え変わるものの、爪は一個体に限られた数しかありません。まして、これほど巨大なもの(ロングカーブ14.8cm)ものは、成体の爪の証。その数はさらに減少します。そして、今回、最もご注目いただきたいのは、”ハンド”クロウである点。手爪は、足爪に比べて形が繊細なため、完全な標本が少なくなります。先端が折れていたり、曲がっていたり、何らかの欠損があるのが普通です。この標本はご覧の通り、文句のつけようがない保存状態です。血抜き溝の堀の深さや、まったく圧縮を受けていないナチュラルなフォルムなど、ご注目頂きたい点がいくつもあります。
爪の化石に特有の空隙。トリケラトプスの角の化石などにも見られる独特のテクスチュアです。
これくらい巨大な爪化石になりますと、血抜き溝も非常に深い。数年前の感動が蘇ります。
ロングカーブ14.8cmに達する、最大級と言って良い巨大な標本です。そして、このカーブ。いかにも手爪らしい、芸術的な弧を描いています。体躯に対して手の小さいとされるティラノサウルス・レックスのハンドクロウと比較すると、その圧倒的なサイズに驚かざるを得ません。カルカロドントサウルスは大きな腕を持っており、爪も実に立派です。
ハンドクロウはフットクロウと異なり扁平率が高い。ハンドクロウは純粋に武器として使用されるため、獲物の肉に食い込むよう、鋭利な形をしています。
両面ともに全く欠損がないパーフェクトな状態です。
この血抜き溝をご覧ください。食い込んだ獲物の肉から抜くさいに、折れないよう抜きやすい構造になっています。
天然のパターン。パーフェクト。
3本指のいずれかの爪になりますが、部位の特定には至っていません。前回の標本より湾曲の度合いが強いため、特定の手助けになりそうです。
震えて落とさないようにしっかり親指の載せて撮影。
年々、その玉数が減り続けている、カルカロドントサウルスのハンドクロウ。ここまで大型で保存状態に優れたものは、次はいつ入荷できるのやら・・・。
血抜きの溝が不明瞭になってしまっている標本が覆い中、生存時の頃と変わらないであろう状態。
先端まで全く欠損がない、鳥肌モノのコレクション。
こんな爪を備えていた手、そして腕。カルカロドントサウルスがいかに恐ろしく強大なハンターであったか、化石みずからが雄弁に物語っているようです。
100円玉との比較。ロングカーブ14.8cmともなると、これほどまでにデカい!これだけは断言できることがあるとすれば、このクラスのハンドクロウは滅多にご紹介できない、ということ。まして、今後ますます希少になるであろうカルカロドントサウルスのハンドクロウであれば、なおさらのことです。個人で所有できる最高レベルの標本の一つです。
商品スペック
商品ID | di1041 |
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年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 数年に一度、最高峰のコレクションの一つ。カルカロドントサウルスの「ハンド」クロウ。サイズ、状態ともにベストオブベスト。 |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | 14.8cm(ロングカーブ計測) |
商品解説 | 数年に一度、最高峰のコレクションの一つ。カルカロドントサウルスの「ハンド」クロウ。サイズ、状態ともにベストオブベスト。 |
この商品を購入されたお客様のお声
カルカロドントサウルスのハンドクロウ無事到着しました。思っていたよりかなり大きく驚きました。爪はケラチンというたんぱく質で、皮膚が変化したものです。歯や、骨と比べると、非常に化石として残りにくいと思われます。さらに、歯化石とは比較にならないほど元々の数が少ないものです。非常に貴重な標本をありがとうございました。大切にしていきます。ありがとうございました。
大阪府/男性
カルカロドントサウルスとは?
ティラノの地位をおびやかす最強説
カルカロドントサウルスは古生物学者ポール・セレノにより、1996年に発見されました。カルカロドントサウルスが発見されるまでは、最強の恐竜は、T-rexで決まりでしたが、カルカロドントサウルスの発見によって、その地位が揺るぎ始めました。
事実、発見された頭部から推測されるには、カルカロドントサウルスはT-rexよりも大きく、全長15m近くまで成長し、体重は7tにも及びました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
この驚くべきサイズにより、カルカロドントサウルスはアフリカのティラノサウルスの意味で、アフリカンT-rexの別名があります。仮に、カルカロドントサウルスのほうがT-rexより先に発見されていれば、T-rexこそが、アメリカンカルカロドントとでも呼ばれていたのでしょうか。
科学者らの研究によれば、少なくとも時速30kmで走り、アフリカの大地の覇権を完全に手中に収めていたと考えられています。
名前の由来
まさにこの鋭い歯が現生のホオジロザメ(カルカロドン)に酷似していたことから、ホオジロザメのようなトカゲという意味で付けられました。
画像「カルカロドントサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
歯の特徴
カルカロドントサウルスの歯は特徴的で、断面が平面状かつ、薄めであり、逆に幅が非常に広いため、骨を砕いて捕食すると言うよりは、骨から肉をそぎとっていたとされる。日本刀の切れ味ごとく肉を切り落とし、優雅にハントしていたのかもしれません。
前肢(まえあし)
T-rexは巨大な脚に対して、ひ弱な前肢が有名ですが、カルカロドントサウルスの前肢は、それとは異なり、かなり頑丈であったとされる。前肢を使って、相手の動きを止め、鋭い歯で噛み付き、出血死させていたことでしょう。くわばらくわばら。