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注目の品!フォルム、サイズ、保存状態、どれをとっても高水準のスピノサウルス(Spinosaurus)の巨大歯化石/【di1014】
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こちらは、現在知られている肉食恐竜のなかで、最大級の体躯を誇るスピノサウルスの歯化石です。しかも、カーブ計測で12.7cmという文句なしの巨大歯です。
それだけではありません。ご覧のように、見るものに喜びを与える快然たる形。まさに良形。
手のひらに一杯に広がるサイズ。そして、歯根と歯冠の鮮明な境界。コレクションとして完成された歯化石と言えるでしょう。
いったい、この巨大な歯でどれほどの獲物を捕らえてきたのでしょうか?スピノサウルスは水陸両生であったと考えられています。ちょうど現世のワニのような性質を備えていたのでしょう。ワニの主食は魚です。水辺に水を飲みに来る哺乳類を襲うこともありますし、共食いをすることも知られています。スピノサウルスも同様のハンティングスタイルだったのでしょうか?
根本はほぼ真円。スピノサウルスの歯化石の根本は、概ね、このような円にちかい形をしています。
スピノサウルスの歯化石に特有の縦線。
歯茎のなかに埋まって歯冠を支えていた根本。
この凹凸は歯を抜きやすく、あるいは刺さりやすくする効果があったと思われます。ナイフの血抜き溝と同様の機構を備えていました。
化石のコレクションとして捉えるとその美しさや保存状態にばかり目が止まりがちですが、忘れてはいけないのは、この歯化石は多数の獲物を実際に捕らえてきた武器である、ということ。
見方一つで、評価の基準も変わってきます。やはり肉食恐竜の歯化石には「武器」としての迫力が備わっているか、無視できない重要なファクターの一つでしょう。
周長は9cm弱。かなりの厚み。
鋭く尖った歯先。素早く動く魚を捉えやすい構造になっています。
直線計測3cmの歯化石との比較。長さにして4倍の違いですが、実物から受ける印象は、別次元。張り合う水準ではありません。これが巨大歯の魅力です。
100円玉との比較。威風堂々たる趣き。やはり巨大歯は面構えが違います。
商品スペック
商品ID | di1014 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 注目の品!フォルム、サイズ、保存状態、どれをとっても高水準のスピノサウルス(Spinosaurus)の巨大歯化石 |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測12.7cm 周長8.9cm |
商品解説 | 注目の品!フォルム、サイズ、保存状態、どれをとっても高水準のスピノサウルス(Spinosaurus)の巨大歯化石 |
この商品を購入されたお客様のお声
息子の10才の誕生日プレゼントに大奮発して化石をプレゼントしました。恐竜大好きな息子も大喜び、私も子供の頃の夢が叶ったような気分になり大満足です。
鳥取県/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org