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こだわりの厳選仕入。コレクショングレードのスピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)/【di1012】
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深く刻まれた縦の溝、状態の良いエナメル質。コレクション品としておすすめできる厳選仕入品です。
ほぼ直線で、圧縮や引き伸ばし等の地層によるダメージを受けておらず、本来の美しい形をそのまま保っています。
カーブ計測で8センチ余り。厚みがあるため、手のひらにしっかりと重みが伝わってきます。歯化石を多く扱ってきましたが手に重みが伝わる標本は決して多くありません。我々人間の歯にはほとんど重みを感じないようにほとんどの歯化石にも重みを感じられることはないのです。一部の大型獣脚類恐竜の歯化石にだけ感じられる特別な感覚と言えるでしょう。
ルート部分。厚みがあり補修等はありません。
もちろん歯冠部についても補修はなくナチュラルです。
エナメル質の美しさは特筆すべきものがあり、光が当たると艶々とした照りを反射します。歯が本来備えているエナメル質が剥がれることなく保存されている証拠です。スピノサウルスの歯化石は比較的多数採集されるものの状態の良いものは意外なほど少なくコレクターが手元においておきたいと思うものは僅かです。この標本はそのうちのひとつと言える存在です。
接写すると状態のよさがよりいっそう際立ちます。
ルートの断面はほぼ真円です。圧縮等を受けた形跡はありません。
極上のエナメル質。
100円玉との比較。鋭くとがった先端が印象的なコレクショングレードのスピノサウルスの歯化石です。
常に実物を正確に表現するよう撮影を心がけていますので、手にとって眺めていただくと写真で見る以上の感動が沸き上がると思います。コレクショングレードのスピノサウルスの歯化石をお探しの方はぜひ御検討ください。
商品スペック
商品ID | di1012 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | こだわりの厳選仕入。コレクショングレードのスピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Kem Kem basin, Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測8.2cm |
商品解説 | こだわりの厳選仕入。コレクショングレードのスピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org