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太いタイプ!当時の食物連鎖の頂点に君臨した、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)/【di1005】
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まっすぐ伸びた典型的なフォルムの突き刺し歯、白亜紀スピノサウルスの歯化石をご紹介します。
本標本は、北アフリカ大陸はモロッコで発掘された、肉食恐竜スピノサウルスの歯化石です。スピノサウルス歯の中でも頑丈でまっすぐ、太いタイプの歯化石です。
ルート部にかけてごつく盛り上がりを見せる歯化石。ロングカーブ計測で6.2センチあります。
この茶色い部分が歯冠(しかん)と呼ばれる箇所で、実際、歯として見えていた部分です。
そして、質感のブツブツしている太いところは歯根(しこん)と呼ばれています。スピノサウルスの口の中に入っていた部分で、見えない部分です。
歯冠部の特徴である、表面の縦筋が残っていますね。
スピノサウルス歯はスレンダーで長いタイプとタケノコのようにごつく太いタイプがありますが、本標本は後者のほ。いかにも頑丈そうな、太いタイプです。
白亜紀初期、北アフリカ大陸で食物連鎖の頂点に君臨していた、肉食恐竜スピノサウルスの歯化石。恐竜ファンの方へのプレゼントにもおすすめです。
商品スペック
商品ID | di1005 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 太いタイプ!当時の食物連鎖の頂点に君臨した、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.2cm |
商品解説 | 太いタイプ!当時の食物連鎖の頂点に君臨した、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)展示ケースと一緒にお届けします。 |
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org