- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- 恐竜の化石販売
- その他の獣脚類の化石
- スピノサウルスの化石販売
- 周長7.5センチ。ルート部にかけて分厚さを増す、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)
周長7.5センチ。ルート部にかけて分厚さを増す、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)/【di1004】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
ロングカーブ6.7センチ、ルート部の厚みがあるスピノサウルスの歯化石をご紹介します。
円錐形の突き刺し歯、スピノサウルスの歯の典型的なフォルムをしている本標本。先端部から歯根(しこん)部にかけて、一気に厚みが増すタイプです。
手のひらとの比較。実際のサイズより大きく感じるのは、厚みがあるせいでしょう。
反対側もナチュラルな質感。ルート部に厚みがあるせいか、手に取るとかなりズッシリ感があります。
この真ん丸な断面がスピノサウルス歯の特徴です。スピノサウルスは、北アフリカ大陸に生息した肉食恐竜です。最大17メートルを誇る体格をもったとされ、肉食恐竜では最大級のサイズであったことはあまりに有名です。
知名度の高いティラノサウルスとスピノサウルスは、肉食恐竜の代表種としてよく比較されるのですが、歯の形状は全く異なります。スピノサウルスは、主に魚食性の恐竜であったため、ヌメリのある魚などにも対応できる突き刺し歯のフォルムを有しています。一方、ティラノサウルスの歯は、餌食となった恐竜の骨をもくだく頑丈な歯です。噛み合わせの力が及ぶよう、分厚いつくりで、肉を切るため縁にギザギザ(セレーション)も持ち合わせています。
スピノサウルスの歯はご覧のとおり縁にギザギザはないものの、表面に溝があります。ワニの歯に形がにているのですが、これは滑りやすい魚などを刺した時に取り損じることがないように工夫された構造といえます。
ボリューム感のあるサイズです。
ケース付きでお届けします。肉食恐竜歯化石のコレクションをお考えの方に。
商品スペック
商品ID | di1004 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 周長7.5センチ。ルート部にかけて分厚さを増す、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus) |
産地 | Morocco |
サイズ | ロングカーブ計測6.7cm 周長7.5cm |
商品解説 | 周長7.5センチ。ルート部にかけて分厚さを増す、スピノサウルスの歯化石(Spinosaurus)展示ケース付きでお届けします。 |
この商品を購入されたお客様のお声
長さに対して厚みがあり期待を裏切らない歯でした。この歯を選んでよかったです。
北海道/男性
スピノサウルスとは?
スピノサウルスの歯の特徴
例えるなら、「かっちかちの石のたけのこ」です。見た目はたけのこみたいでやわらかそうですが、手にするとずっしり重くて冷たいです。こんな尖った石のような歯が古代の水辺で毎日のように魚に突き刺さりまくっていたとは・・・。魚も即死どころのさわぎではなく、一瞬でこの石のたけのこが何本もささり原型をとどめていなかったことでしょう。
スピノサウルスの名前の由来
トゲのあるトカゲの意味。1915年にエジプトで発見。ジュラシックパーク3でティラノサウルスとの一戦以来人気が爆発。
スピノサウルスのサイズ
実は肉食恐竜最大の17m(ティラノサウルスは13m)。体重は4トン。
スピノサウルスの特徴
ワニのような細長い鼻面で、背中には1.8メートルにもなる大きな帆をもつ。この帆は脊椎骨から一本一本直接延長したもので、それらを皮膚がつないでいる(うちわのような構造)。雄同士の威嚇、体温調整の役目があったとされる。
スピノサウルスの食性
口元はワニのような形状をしていることから、魚食性だったと考えられてる。歯の化石はセレーションがなく表面に溝があり魚などを串刺ししやすい構造になっている。
ちなみにかつてはセレーションがないことから肉食でもスカベンジャー(死肉食者)とされていたが、最近になって顎の先端部分が見つかり、ワニのような口をしていたことが分かった。
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org
スピノサウルスの化石は多くが第2次大戦で失われてしまったので、まだまだ全身の復元は進んでいない。
スピノサウルスのかぎ爪
肉食恐竜らしい獰猛なカギ爪は「つかんだ獲物は逃がさない」といわんばかりの湾曲具合。当店でも取り扱っています。
左からスピノサウルス、ギガノトサウルス、カルカロドントサウルス、ティラノサウルス、マプサウルス
画像「スピノサウルス」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL:http://ja.wikipedia.org