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リカルドエステシアの歯/【di038】
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商品スペック
商品ID | di038 |
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年代 | 中生代ジュラ紀(1億9500万年前~1億3500万年前) |
学名 | リカルドエステシアの歯 |
産地 | アメリカヘルクリークフォーメーション |
サイズ | 1.8cm(本体最長部) |
商品解説 | フィッシュイーターであるにも関わらず歯にセレーションがある非常に珍しい恐竜です。そのセレーションまでも保存された大変貴重な歯です。 |
リカルドエステシア(Richardoestesia)とは?
リカルドエステシア(Richardoestesia)とはどんな恐竜??
リカルドエステシアは、成体で体重100kgほどの小型といえる獣脚類です。白亜紀後期、現在の北アメリカに生息していました。発見されているのは顎および歯で、アゴの形状がドロマエオサウルスや始祖鳥に近いことから、鳥類に近い恐竜として認識されています。この恐竜の名前は古生物学者「Richard Estes」の業績を評して名前がつけられました。現在正式に登録されているリカルドエステシアの英語名は「Richardoestesia」というのですが、実はこの命名までには、こぼれ話があります。
ウッカリミスが招いた名前付け!
古生物学者「Richard Estes」は、中生代白亜紀後期の肉食恐竜の歯に関しての研究でに業績を上げた古生物学者です。彼の名前をこの小型恐竜に当てると「Richardoestesia」なのですが、じつは、「Ricardoestesia」が正しい名前の表記です。どこが異なるかお気づきでしょうか?そう、原作者は正常なラテン語表記に直して、「h」のスペルをとれた文字「Ricardoestesia」を名付けたのです。
しかし、何を間違ったか、古生物学者であり、恐竜の種族のリスト作りを手掛けたGeorge Olshevskyは、「h」がはいったままの「Richardoestesia」を正しい表記として採用し、Ricardoestesia の「h」が入っていないスペルを間違った表記と示したのです。これに気づけばよかったのですが、原作者もウッカリミスにきづかず、結局国際動物命名規約のルールにのっとって、はじめに表記した(実際は意図しなかった名前の)「h」つき「Richardoestesia」に統一しようと落ち着いたわけです。ユーモラスな形で決まってしまった名前ともいえるでしょう。
まっすぐなのにセレーションがある奇妙な歯
リカルドエステシアは歯が大変特徴的で、まっすぐ伸びているのに関わらず、セレーション(ぎざぎざ)が存在します。現在の白さぎのような大きく長いアゴに小さく鋭い歯が無数に生えており、魚などを串刺しにして食べたと考えられています。
魚を主食とする恐竜の多くはまっすぐに伸びた歯を持っていますが、セレーションが存在するタイプは非常に希少です。いったん刺した魚を抜けないようにする「返し」の役割を担っていたのでしょうか。スピノサウルス、スコミムスといった超大型のフィッシュイーターの歯にはセレーションは存在しません。