- 化石セブン【HOME】
- 化石販売
- アンモナイトの仲間の化石販売
- 飴色が透き通る!中身が見事に方解石化した、アンモナイトハーフカットペア化石
飴色が透き通る!中身が見事に方解石化した、アンモナイトハーフカットペア化石/【an955】
日本全国送料0円 この商品について質問する 探して欲しい商品がある
SOLD OUT 売却済み | スマホ向けサイトのトップページはこちら
アンモナイトの中身が見事に方解石化した、ハーフカット標本をご紹介します。
左右対称、鏡のような瓜二つのアンモナイトです。それもそのはず、こちらは一つのアンモナイトをちょうど半分にハーフカットしたものです。カットすると、気室が見事にカルサイト化しており、アンモナイトの構造がつぶさに鑑賞できます。
ひっくり返すと外殻側です。
それにしても何と優美な螺旋模様でしょうか。
アンモナイトの美しさは、いろいろなところに現れます。ぐるぐるの渦巻き状の形にはじまり、縫合線(外殻を薄く剥いだところに見られる)模様の複雑さ、そしてご覧の中身のらせん構造など。それぞれの特徴を活かして、生物化石はエレガントな観賞用標本となります。
アンモナイトの中心部です。切れに残っていますね。アンモナイトはこの小さな丸の始まりから殻を付け足しつけた足し成長していく生き物で、頭足類に分類されます。現生のイカやタコの親戚のような存在です。
渦巻く螺旋。御覧頂いている化石は、アンモナイトの気房部分が化石化したものです。気房はフラグモコーンとも呼ばれ、アンモナイトの浮力を担います。
絵描きがラフタッチで描いたかのようなはっきりとした白いライン。これはアンモナイト気房を仕切る隔壁(かくへき)とよばれるものです。この仕切部屋は浮力を得るためになくてはならないもので、部屋の中はガスと液体が充填されていました。アンモナイトこの量を調節することで、水のなかで浮いたり沈んだりして自由に動き回っていたようです。
太い断面。ペア化石ですからピタッと合わさります。
ここの厚み、3.2センチもあります。直径が7センチですから、本標本がいかにボリュームのあるアンモナイトかがわかります。
手の平からはみ出るボリューム感。
一部空洞化したところが自然の味わいで何ともいい感じです。ここのお勧めは、自然光にかざして標本をご覧いただくことです。空洞の中の、結晶化した部分に光が差し込んだとき、気室の奥深くまで覗くことができます。透けた柔らかいブラウンも実にいい色合いです。
アンモナイトからすれば、浮力を担う小部屋かもしれませんが、機能性の高いデザインはこうも美しいものなのですね。
どこをとっても画になるというか、見どころが満載ですので、ついついたくさん撮影してしまいます。
表面はハンドポリッシュされており、鑑賞するのには勿論、手触りも申し分ない状態です。触るととても滑らかなのです。
小さすぎず、かといって大きすぎずのサイズ。厚みがあるのでボリューム、所有感ともにばっちり感じられます。
1億2000万年前の海の生物が、気の遠くなるほどゆったりとした時間をかけ方解石化した、悠久標本です。
商品スペック
商品ID | an955 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 飴色が透き通る!中身が見事に方解石化した、アンモナイトハーフカットペア化石 |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7cm 厚3.2cm |
商品解説 | 飴色が透き通る!中身が見事に方解石化した、アンモナイトハーフカットペア化石 1億2000万年前の地層から採取されたマダガスカル産。 Mahajanga産 |
この商品を購入されたお客様のお声
今回初めて化石を購入したのですが、実物を拝見してその緻密な構造に大変感動しております。気の遠くなるような膨大な時間の経過を感じさせる質感に加え、練室細管等が立体的に保存されているのを容易に見てとれるので、資料を作成するのに最高の標本だと思いました。購入時に関しても、こちらの細かい質問に対し丁寧にご回答頂き、スムーズな取引ができました。またぜひ次回もご利用させて頂きたいと思います。
島根県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。