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断面までもが鑑賞ポイントです。フィロセラスの秀抜標本、飴色の縫合線アンモナイト/【an947】
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縫合線アンモナイトというのは、通常特徴である菊の葉模様を最初の写真にご覧いただきたいところなのですが、あまりに断面が美しい標本だったため、このような写真からご紹介するに至りました。飴色ブラウンに置換された方解石と、見事な縫合パターンを有したフィロセラスアンモナイトをご紹介します。
本標本は、白亜紀マダガスカル産のアンモナイト、フィロセラスです。菊の葉模様を楽しめるよう、表層の殻が丁寧にポリッシュされています。観賞用アンモナイトの代表格のような標本です。
何と丸みのあるアンモナイトでしょうか。直径7.5センチ、太いところで厚みは3.5センチあります。本標本は密巻きタイプ。ヘソとよばれる中心部がクルッと小さく巻くタイプです。殻の巻き方は、他にゆる巻きというものもあり、これは密巻きにくらべ巻き方がゆるい(割合均等な幅で巻かれる)形のアンモナイトです。ゆる巻きのほうが中心部分が見やすく、密巻きは中心部が見えにくい、といった違いがあります。
密巻きタイプのアンモナイトはご覧のように最も外側の一巻きが太いのです。よってこの部分の縫合線模様は面積が広く、一層ダイナミックに目に飛び込んできます。
完璧といって言い過ぎにはなりません。これ以上は望めないでしょう。
冒頭で申し上げましたが、縫合線模様以外に注目いただきたいのがこの断面部です。こういうタイプを探していました、という方にお手にとっていただきたい標本です。ここまで飴色が透き立って、かつ縫合線の続きが見られる標本はそうはないからです。飴色部分は奥が透き通って見えるのです。実際手にしてみると。実にウットリしてしまいます。
いろんな角度から御覧ください。
アップでもやはりいいですね。ゆったり経過する1億2000万年の時が、アンモナイト中身を鉱物化へと導きました。本標本はアンモナイト外殻そのままの化石標本ではなく、殻の表面をごく薄くポリッシュしたものです。表層を剥いで、つるつるの状態までポリッシュした化石標本です。
アンモナイトの縫合線模様はわたしたちの指紋によく例えられます。この縫合線によって種を特定する要素にもなっています。かつあまりにその模様が美しいので、アンモナイト化石を鑑賞するひとつの芸術ポイントともなっています。縫合線が菊の葉っぱのような形をしているので、アンモナイトは別名「菊石」ともいわれます。
これほど緻密な構造は、作ろうと思っても作られないのではないか…、そんな感想が出てきそうです。お手にした方は、あらゆる角度から鑑賞してみてください。
コレクター標本の中でもハイグレード標本といえます。ワンランク上質標本をお探しの方に。
商品スペック
商品ID | an947 |
---|---|
年代 | 中生代白亜紀(1億3500万 -- 6600万年前) |
学名 | 断面までもが鑑賞ポイントです。フィロセラスの秀抜標本、飴色の縫合線アンモナイト |
産地 | Madagascar |
サイズ | 直径7.5cm 厚3.5cm 156g |
商品解説 | 断面までもが鑑賞ポイントです。フィロセラスの秀抜標本、飴色の縫合線アンモナイト 飴色にカルサイト化したフィロセラス標本です。 形もよく、厚みがあるのが特徴。 状態抜群の標本です。 |
この商品を購入されたお客様のお声
素晴らしい縫合線です。立体的に浮き出た断面も素晴らしく、なるほど、これならガッシリと結合できそうだと生物の進化の素晴らしさにも感心します。この模様、どこかで見たと思ったら、人間の頭蓋骨も同じような構造だと今頃になって気がつきました。数億年前のアンモナイトが確立した強度増強の方法が、ごく近代の人間にも採用されているとは、偉大なる先駆者だなあと恐れ入りました。私にとってアンモナイト化石は、様々な組成や無数の形状があるのでコレクションする楽しみがあり、しかもそれほど高額ではないためにオサイフにも優しく、どことなくゆったりと楽しむことができることから私の性に合っています。いつしか海化石コレクターにまで範囲を拡大させ(てしまい)ましたので、今後も良質な化石をご紹介ください。ありがとうございました。
福岡県/男性
アンモナイトとは?
名前の由来
古代エジプトの太陽神アモンが持つ螺旋状に巻いた羊のツノににていたことから、アモンのツノという意味のアンモナイトになった。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
食性
口や歯の形などから肉食で、小さな甲殻類や貝などを食べていたと思われる。
サイズ
数cm~十数cm程度の化石が多いものの、直径2.5mのものもあった(イギリス)。
どんな生き物?
カタツムリの一種ではありません!実は、イカやタコの仲間。デボン紀から白亜紀まで栄え、恐竜と共に絶滅。
画像「アンモナイト」『フリー百科事典ウィキペディア日本語版』。URL: http://ja.wikipedia.org
北海道でよく獲れる理由
北海道が世界的にも有名な理由はノジュール(団塊)にあります。ノジュールとは、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。北海道産のアンモナイトは、多くの場合このノジュールに守られ、浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
生態
殻の内部は規則正しく仕切られ、もっとも出口に近い部屋に体が収まる。それより奥は空洞でガスが入っており、浮力を調節。